10月19日(月)よる10時にスタートするドラマ「南田南弁護士は天才肌」。韓国ドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」の日本リメイク版で、自閉スペクトラム症の新人弁護士・南田南(芦田愛菜さん)が主人公の物語です。
ウェルチルでは、南が所属する法律事務所のパートナー弁護士で、南を指導する宮地賢吾を演じる山口馬木也さんにインタビューを実施! Vol.3では、宮地という役の捉え方や、韓国ドラマ版との違い、チームの魅力を聞きました。
硬い人から「チャーミング」な人へ変わった宮地像
──山口さんが演じる宮地賢吾は、どんな人物だと受け止めていますか?
最初は、硬い人というイメージがあったんです。でも演じていくうちに、なんだか結構抜けているなという印象に変わってきました。
弁護士という職業が先に立ってしまって、最初はまだ人間性が見えなかったんですよね。それが、役を作っていく段階で、「この人にはこういうチャーミングなところがあるんだな」と、だんだん変わってきました。
強気なことを言ってしまった後に、「あ~言っちゃったな」みたいなセリフがあって、こういうところだよな俺って…と(笑)。宮地らしいなと思いますね。
──ご自身と宮地が似ていると思うところはありますか?
似ていますよ。結局、僕の中でしかできないことなので。どんな役でも、自分の中にないものはなかなか演じられないから、どこかしら似ているとは思います。
──南を受け入れていく宮地の姿は、どう映りますか?
原作どおりかどうかは分からないですけど、僕が53歳なので、南への見方が変わるのも早かったんじゃないかなと思います。53歳にもなると、そういうことにそこまで壁を感じなくなってきているので。
南田先生をどう思うかは、僕なりの宮地として、僕の思いでやっていいかなと思って演じていたら、結構すぐに溶け込んじゃって。早すぎたかな?と思うくらい。そこは、原作とちょっと違うんだろうなと思っています。
「原作とは違うよ」と笑う、年齢を重ねた宮地像
──韓国ドラマ版と比べて、キャストの印象はいかがですか?
みんなぴったりなんですよ!でも、これだけは言っておきたいんですけど、僕だけは原作との一致を期待して見てほしくないんです。「違うよ」って言っておきたい(笑)。
もう最初の段階でつまずいているから、つまずいた後にどう見てくれるか。「どうしようもないのは、どうしようもないよ」っていう(笑)。
──韓国ドラマ版より、年齢を重ねた上司像になっていますね。
原作を見たとき、やっぱり年齢の壁は明らかに感じました。見た目ももちろんありますけど、それをどう捉えていくかで、役はだいぶ変わってくるので。
僕自身も、若い頃はもうちょっと尖っていただろうと思うんです。でも今は、年齢を重ねて許せる範囲が広くなった気がする。だから宮地は、あまり作り込まないようにしました。
──宮地の「ここを見てほしい」という注目ポイントを教えてください。
今回は老眼鏡とメガネを、入れ替わり立ち替わり使っているんです。
最初は、老眼鏡の度が入っていなかったんですよ。でも、僕は本当に老眼で見えにくいので、ちゃんと度を入れてもらいました。
劇中でも、“年を取っているんだから許してね”というアイテム。僕の頼れる味方で、結構お気に入りなんです。老眼鏡に、ちょっと注目してあげてください。
専門用語を越えて伝わる、「最強」のチームワーク
──共演者の皆さんは、とても仲がよさそうですね。
チームとしては、最強にいいんじゃないですか。最高ですね。芝居をやっていく中で、それが徐々に積み重なってきているので、ストレスは一切ないです。
実は最初、セリフにはビビっていたんです。普段関わる人とは共通言語が多いので、だいたいこう受け取ってくれるだろう、というのがある。でも僕らは、劇中で法律の専門用語が多い。相手にも理解してもらって返して、こちらも理解して……というやりとりは、結構難しいだろうなと思っていたんです。急に専門用語が来ても、みんなで「あ、あれね」とはならないので。
だけど、そこがチームのよさで、どんどん噛み合ってきている。それが面白いなと思っています。
──視聴者に向けては、どんなことを意識していますか?
僕らは法律の分からない言葉が出てきたら、調べて読み直して、理屈を確かめることができますが、見ている人は初見なので分からないと思うんですよ。
でも、僕らの共通認識や共通言語さえあれば、「なんか楽しそうに話しているな」「ちょっと難しそうに話しているな」と分かってもらえるはず。それだけで伝わるものがだいぶ大きいんじゃないかなと。そういうものがどんどん積み重なってきていているので、面白いなと思っています。
Vol.4では、仕事の楽しさや、料理やアロマで過ごすリラックスタイム、これからの年の重ね方について、山口さんに伺います。
ドラマ 南田南弁護士は天才肌
2026年10月19日 スタート
毎週月曜 よる10時(初回拡大15分)
公式ホームページ