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科学が証明する「深い眠り」。枕が実現する新しい睡眠習慣

日々のパフォーマンスを左右する「睡眠の質」。しかし、日本人の多くが十分な睡眠を確保できていない現状があります。より効果的な睡眠を目指すため、科学的根拠に基づいて枕を開発しているブレインスリープの伊藤美紀さんに詳しくお話を伺いました。

株式会社ブレインスリープ広報 伊藤美紀さん

ウェルビーイングへの想い

――ウェルビーイングへの想いをお聞かせください。

伊藤:私たちは「脳まで眠る睡眠医学と先進テクノロジーで、人の可能性を目覚めさせる」という理念を掲げています。日本は睡眠不足が深刻な国の一つですが、「睡眠の質」を向上させることで日中のパフォーマンスやモチベーションが改善され、人生全体の充実度が向上すると信じています。

睡眠の質を変える、新しい発想の枕

――どのような特徴を持つ枕を開発されたのでしょうか?

ブレインスリープピローは、「黄金の90分」と呼ばれる睡眠の最初の90分間をより深くすることに着目して開発されました。この時間帯に深い睡眠を取ることで、脳と体の休息、記憶の整理、ホルモンバランスの調整など、重要な生理現象が活発に行われます。そのため、睡眠時間の長さではなく、質を高めることが鍵となります。
日本人の睡眠時間は世界的に見ても短く、忙しい日々の中で十分な睡眠を確保するのは難しいですが、睡眠の質を向上させることで、その影響を軽減できます。ブレインスリープピローは、この考えをもとに、通気性やフィット感にこだわり抜いて開発されました。

独自技術が実現する高い通気性とフィット感

――この枕には、どのような工夫があるのでしょうか

最大の特徴は、90%以上が空気層で構成されているため、通気性が非常に高い点です。人は睡眠中に熱を発散しますが、枕に熱がこもると快適な睡眠を妨げてしまいます。そのため、独自の三層グラデーション構造を採用し、適度なフィット感と通気性を兼ね備えたデザインを実現しました。

この優れた通気性は、特許技術によって実現されました。従来の枕は綿やウレタンなどの素材を使用しており、どうしても湿気がこもりがちでした。しかし、独自の樹脂を編み込んだ特殊構造により、空気の流れを最大限に確保。熱がこもらず、睡眠環境を常に快適に保つことができます。

また、枕の中材までシャワーで丸洗いできるのが特徴です。通常の枕は洗濯が難しく、清潔に保つのが大変ですが、本製品は速乾性に優れた特殊素材を使用しているため、洗った後もすぐに乾き、常に清潔な状態をキープできるのも特徴です。

試行錯誤を重ねた開発の舞台裏

――開発背景について教えてください。

開発のきっかけは、「日本には理に適った枕がない」という西野精治先生(ブレインスリープ創業者兼最高研究顧問)の言葉でした。そこで、脳を冷やし、入眠をスムーズにする枕の開発を目指し、大分県の『エコ・ワールド』が持つ「編成樹脂網状構造体」の技術に着目しました。

初期の試作品は「反発が強すぎる」「頭がトランポリンのように跳ねる」といった問題がありました。そこで100種類以上の試作品を作成し、樹脂の密度や編み方を調整することで、頭の形に自然にフィットしつつ適度な硬さを持つ3層9グラデーション構造にたどり着きました。

特に、寝返りのしやすさやフィット感の向上には細かな調整が必要で、日々試行錯誤を繰り返しました。その結果、適度なサポート力と快適さを兼ね備えた、まさに「自分にフィットする枕」が完成しました。

実際に使用した方々のリアルな声

――実際に使用した方々からの反応はいかがですか?

開発者:利用者からは「寝心地が良い」「首や肩の負担が軽減された」「洗えて清潔に保てる」といった声を多くいただいています。また、「寝つきが良くなった」「目覚めがスッキリする」といった、睡眠の質の向上を実感される声も多く寄せられています。
今後も、日本の睡眠課題に向き合い、一人ひとりの可能性を引き出せるような製品を開発していきます。

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今回のインタビューを通じて、ブレインスリープピローが単なる快適な枕ではなく、「黄金の90分」を深く眠るための科学的なアプローチに基づいていることがよく分かりました。通気性、フィット感、洗いやすさなど、多くの工夫が詰め込まれており、睡眠の質に悩む方にとって心強い存在になりそうです。
また、開発過程での数多くの試行錯誤や、日本人の睡眠環境を改善したいという強い想いが伝わってきました。今後もブレインスリープの技術と理念が、より多くの人の健康とウェルビーイングに貢献することを期待したいです。