「疲れたな」「気分が上がらない」「なんだか調子が悪い」――そんな日々のちょっとした不調やストレスに、自分の手でやさしく寄り添うセルフマッサージ。本企画では、セルフケアプロデューサーのLilyさんが、初心者でも簡単に取り入れられる“おうちセルフマッサージ術”をナビゲート。第2回は、目の疲れと首コリにアプローチするセルフマッサージを教えていただきます。
Profile
Lily
セルフケアプロデューサー。20歳でエステの国際資格を取得し、国内外のサロンに10年間勤務。のべ2万人以上の施術&カウンセリング経験から、独自の心と体の深層セルフマッサージメソッド「リリナージュ®」を開発し、今までに9万人にメソッドを伝えている。
高橋真理恵(関西テレビ アナウンサー)
2009年に入社。現在は毎週土曜13時放送『ウラマヨ!』に出演している。2児の母として仕事と家事育児に奮闘中。
疲れ目と首コリにアプローチするセルフマッサージ
「首が凝りやすい」と話す高橋アナに、「首コリと目の疲れは深く関係しているんですよ」とLilyさん。PCやスマホで疲れがちな目と首に同時にアプローチするマッサージを伝授してくれました。
1.側頭部の筋肉をほぐす
耳の上の髪の生え際あたりに、手の平の付け根を当てて、後ろに向かって大きく円を描くように回す。側頭部の筋肉を骨からはがすようなイメージで、ゆっくり3回。
2.眉頭のくぼみをプッシュ
眉頭のくぼみに親指を当て、内側に向かって3秒プッシュ。顔を下に向け、頭の重みで押すように、2~3回繰り返す。
3.首の後ろの筋肉をほぐす
首全体にマッサージクリームを伸ばし、首の後ろの筋肉を両手で絞るイメージで、上から下へとマッサージする。特に後頭部の骨のキワを意識してしっかりとほぐす。手は開いてもグーに握っても、どちらでもOK。
4.鎖骨に向かって流す
老廃物を集めて捨てるイメージで、首の後ろから手を前に持ってきて、鎖骨に向かって流す。鎖骨の上を軽くプッシュして終了。
<Lilyさんの一言アドバイス>
目が疲れている人は、側頭部や首の付け根がカチカチに硬くなっている場合が多いので、しっかりとほぐしていきましょう。眉頭のくぼみをプッシュするマッサージは、目がぱっちりと開きやすくなり、眠気対策にもおすすめです。私も仕事中に眠たくなってしまったときはこっそりプッシュしています(笑)。
第3回「二の腕」は7月14日(月)に配信予定!お楽しみに!