運動、してますか?体力に自信、ありますか?
そんな質問に間髪入れず「NO」と答えるアラフォー女性ライターが、日本初のトランポリンフィットネス専用スタジオjump oneの体験レッスンにお邪魔してきました。こちらでは、照明を落とした空間で、音楽に合わせてトランポリンで運動する「暗闇トランポリン」ができるのだそう。今回は、そんなjump oneでの体験レッスンの様子をお伝えします!
jump oneで人気のインストラクターSae.Sさん
挑むのは「体力なし」「運動オンチ」のアラフォー女性です
まずは、体験に臨む私のスペックから。
・体育が苦手な運動オンチ
・万年文化部、今も運動習慣は特になし
・汗をかきづらいタイプで、良い汗をかくためにサウナに頼りがち
・体力の衰えをひしひしと感じる30代後半
ご覧のように、不安のあるスペックの持ち主です。1レッスンは45分間とのこと。果たして、最後までやり切れるのでしょうか。ドキドキしながら、体験スタート!
ちなみに、今回はあらかじめ運動しやすい服装でやってきましたが、スタジオ内にはロッカールームがあるので、そちらで着替えることもできます。靴下は滑り止め付きのものを用意しましょう。(現地で購入することもできます)
スタジオ内にはトランポリンがずらり。今回教えてくださったインストラクターは人気インストラクターのSae.Sさん。汗ふき用のフェイスタオルと水(※)を渡され、「自由に水分補給してくださいね!」のSae.Sさんの弾けた笑顔に、緊張感が和らぎます。
※体験特典(ミネラルウォーター、レンタルフェイスタオル、レンタルバスタオル)
動きのレクチャーからレッスンスタート!
まずは、今回出てくる基本の動きを教えていただきます。ただ飛びまくるのかな?と思っていましたが、実際には左右に足を動かすステップなどもあり、運動神経に自信がない私でも「この動きは大丈夫」と思えるものも。
「余裕が出てきたら、呼吸にも意識してみましょう!」
「かかとを中心に、足裏全体を付ける感じで」
など、より効果のある動きにするためのアドバイスもいただきながら、一通りレクチャーを受けました。
ここまでで、もうほんのり体温が上がってきた感じがします。動きを教えていただいたあとは、足や腕周りのストレッチ。筋肉を十分にほぐしていきます。
「では、さっそく始めていきましょう!」
今回体験したのは、「Rhythm jump0」。jump oneのスタンダードなプログラムで、音楽を楽しみながらトランポリンに慣れるところから始め、少しずつレベルアップしていくものなのだとか。さらに、そのなかでも「Rhythm jump0」は、難しさも運動のハードさももっとも低い、まさに私のような運動習慣のないタイプにぴったりのものです。
「Rhythm jump」はレベル3までの4段階。その他、ダンス要素を入れた「Dance jump」、より筋トレ感の強い「Boot jump」があり、それぞれレベル分けがされています。なんと、トランポリンの上で行うヨガのレッスンもあるとのこと。体験でおすすめなのは、「Rhythm jump」のレベル0か1だそうです。
「これから、6つの曲に合わせてレッスンを行っていきます!音楽を楽しんで、無理せずいきましょう!」
「楽しい!」けど、「ハード!!」果たしてやり遂げられるのか……!?
聞いたことのある洋楽ナンバーを楽しみながら、Sae.Sさんの動きに合わせて左右に動いたり、飛んだり。
めっちゃ楽しい!
……んですが、しんどい!!!(笑)
序盤の1曲目、2曲目くらいまでは良かったのですが、照明が落ち、アップテンポな曲になり、足元に置いてあるダンベルを使って腕の運動も……とレッスンが進んでいくうちに、「楽しいけど、楽しいけど、腕が!足が!!」という気持ちに。飛んでいるとき、ちゃんと真ん中あたりで飛べているのかよくわからなくなるくらい、頭の中が「わーっ」となりました。でも、すごく楽しい。
次の動きに移る前にはSae.Sさんが声をかけてくださるのですが、その際の「Three!Two!One!」が何よりもの励みになりました。動きが上手くできていると褒めてくれるのもうれしい。運動で褒められたこと、人生で一度もないんですよ私。
特にハードだなと感じた動きでは、Sae.Sさんのカウントダウンが「あと……ちょっと……!がんばれ自分……!」と己を奮い立たせる魔法の呪文でした。
1曲終えるたびに、「こんなに汗出る!?」というほど、汗だくに。汗をふき、水を飲み、さあ次の曲へ……!「音楽を楽しんで!」のSae.Sさんのエールが心強く、「よしっ、楽しもう!」という気持ちになります。
ちなみに、私は割とリズム感があるタイプ。それゆえに、ジャンプのスピードが疲れにより落ち、曲のリズムと少しズレてしまうと、「気持ち悪い……!」と何とか踏ん張ろうとがんばっていました。音ゲー、リズムゲーム系が好きな人は、すごく楽しいと思います。自分の体がついていかない悔しさも感じるかもしれませんが。
がむしゃらにSae.Sさんに食らいついていき、あっという間に6曲ゴールイン!
いきなり動きを止めず、ゆったりトランポリンの上で歩きながらクールダウンし、最後も入念にストレッチをして、レッスンは終了。
拍手をしてくださるSae.Sさんに、自分でも思わず拍手。こんなに体力のない私でもやり遂げられたぞ……!の達成感がすごい。そして、こんなに気持ちの良い汗を運動でかいたのは、もしかすると人生初かもしれない。
レッスン中、1番「効いてるな」と感じたのは、足よりもおなかでした。おなかの奥、インナーマッスルですね。これ、継続したらインナーマッスルが鍛えられる気がします。あと、ダンベルを使ったときの腕周り。肩こりの解消にもつなげられそうです。
あとは、頭の中もすっきりします。動きのこと以外に考えごとをする余地がないので(笑)。デスクワークばかりで、脳疲労ばかりが蓄積されがち……という方のリフレッシュにもおすすめです。
今回は特別体験ということで私以外の体験者がいない状態でしたが、照明が落ちることで、周りの目が気にならなくなるメリットもあるなと感じました。「上手くできなかったら恥ずかしい」「運動中の顔を見られたくない」という他人の目が気になってしまう方も、気にせず過ごせるんじゃないかなと思います。
スタジオにはシャワー室もあるので、終えたあとに汗を流してさっぱりすることもできます。私も使わせていただきました。
事前に「替えの下着を持ってきてください」と言われていた意味が、シャワー時によーくわかりました。こんなに下着まで汗びっしょりになったことない……というレベルの汗をかいていました。ボディソープとシャンプーもあり、パウダールームにはドライヤーも用意されているため、「頭まで洗っちゃいたい!」という方も安心。全身、さっぱりできますよ。
以上で、体験はすべて終了。ありがとうございました!
スタジオは全国17カ所。新感覚の楽しさを、無料体験で味わってみてはいかが?
後日談。運動習慣がない方にとって、気になることのひとつが「筋肉痛」だったりしませんか?私は気になっていました。日常生活に支障が出るほど、あとから筋肉痛がきたらどうしようと思っていたんです。
当日お聞きしてみたところ、「ふだん使わない筋肉も使うので、そこが筋肉痛になることはありますが、トランポリンが衝撃をかなり吸収してくれるので、ハードな筋肉痛になる方は少ないですよ」とのこと。
さて、私はどうだろうと思いながら数日過ごしてみましたが、翌日も翌々日も、それらしい筋肉痛はきませんでした!あんなにハードに動いたのに。不思議ですね。
「暗闇で音楽に合わせてトランポリンだなんて、パリピ感がすごいな」と思ってもいたのですが、そんなことはありませんでした。使用する楽曲もクラブミュージックばかりではなく、ロックやポップ、レゲエなどバリエーション豊かだそうで、好みのレッスンを予約できるのだとか。
2025年8月現在、jump oneは全国に17カ所。関東一都三県の他、愛知県、大阪府、兵庫県、熊本県にあります。「どうしても運動習慣が付けられない」「運動が面倒くさい」という方は、ぜひぜひ一度体験してみてください!