「疲れたな」「気分が上がらない」「なんだか調子が悪い」――そんな日々のちょっとした不調やストレスに、自分の手でやさしく寄り添うセルフマッサージ。本企画では、セルフケアプロデューサーのLilyさんが、初心者でも簡単に取り入れられる“おうちセルフマッサージ術”をナビゲート。最終回となる第7回は、膝から下のむくみにアプローチするセルフマッサージを教えていただきます。
Profile
Lily
セルフケアプロデューサー。20歳でエステの国際資格を取得し、国内外のサロンに10年間勤務。のべ2万人以上の施術&カウンセリング経験から、独自の心と体の深層セルフマッサージメソッド「リリナージュ®」を開発し、今までに9万人にメソッドを伝えている。
高橋真理恵
2009年に関西テレビ放送に入社。現在は毎週土曜13時放送『ウラマヨ!』に出演している。2児の母として仕事と家事育児に奮闘中。
むくみにアプローチする膝下のセルフマッサージ
長時間のデスクワークや立ち仕事でむくみやすい膝下。ふくらはぎだけでなく、脛の筋肉も意外と疲れているものです。膝下全体をマッサージしてすっきりさせましょう。
1.膝下全体をほぐす
膝下全体にマッサージクリームを伸ばしたら、手をグーの形にして上下に動かし、足指、足の甲、足首、脛、ふくらはぎを順番にほぐす。
2.膝下の前面をほぐす
外くるぶしの前に手の親指を置き、膝に向かって引き上げるように、下から上に向かって2~3回流す。
3.膝下の側面をほぐす
外くるぶしの後ろに手の親指を置き、2と同様に下から上に向かって2~3回流す。2と3のマッサージで、脛の筋肉を両側から挟むようなイメージ。
4.膝の裏に向かって流す
手をパーの形にして、老廃物を膝の裏のリンパ節に集めるように、膝下全体を下から上に向かって流す。膝の裏を軽くプッシュして終了。
<Lilyさんの一言アドバイス>
脛の筋肉は意外と疲れている人が多く、マッサージをするとちょっと痛いかもしれませんが、脛の筋肉がほぐれて筋が出てくると脚全体が細く見えますよ。マッサージをするときに腕が疲れてしまわないように、腕の力を使うのではなく、上半身を使って体ごと引き上げるのがポイントです。