「わたしのウェルチル」では、素敵な人生を送る方々に、ご自身のウェルビーイング&チルな時間をお聞きします。今回は、火曜よる11時放送のドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」で水野美紀さん演じる主人公・篠原玲子が全身整形して生まれ変わった25歳の篠原レイコを演じる齊藤京子さんに、ドラマの役どころやストレス発散方法などを伺いました。
“ちょっとした仕草”で中年女性っぽく 共演者とは距離をおかず仲良く
——齊藤さんから見て篠原レイコはどのような人間ですか?
齊藤:最愛の娘を亡くしてしまったかわいそうな女性だと思います。だからこそ、娘のために復讐しようという気持ちは分かりますし、やっていることは過激だったとしても、無理もないとは思います。
——篠原レイコは、外見は齊藤さんの実年齢に近いものの中身は55歳です。中身はご自身よりもかなり年上の人を演じることになるわけですが、どのように役作りされていますか?
齊藤:55歳だけど、25歳の見た目に変身して、それをバレないようにする55歳の役なので本当に難しくて複雑で。周りで「最近、老眼なんだよね」と言っている人に老眼で見えづらい時の挙動を教えていただくなど、随所にちょっとした仕草を入れています。そうすることでリアルな中年女性感が出るので。監督と話し合いながら、外見は25歳でも中身が55歳なんだというところを見せられるようにしています。
——現場はどのような雰囲気でしょうか?役柄的に共演者と距離をおかなきゃいけない場面などはありますか?
齊藤:共演者の皆さんとは距離をおかず、仲良くしています。そうしないと、私自身がどんどん暗くなってしまう懸念があるからです。合間は楽しく過ごしたいですね。メリハリをつけて、撮影の時はしっかり役に入り込めるようにしています。
ストレス発散は“食べること”、ハマっているのはサラダボウル
——日々の生活において、楽しいと思える時間はいつですか?
齊藤:好きなものを食べている時です。とにかく食べることが好きなので、すごく疲れた時やストレスがたまった時、楽しかった時も好きなものを食べます。簡単なストレス発散方法だと思っています。
元々ラーメンやかき氷が大好きで、それらを食べることでストレスを発散していました。ですが、最近はサラダボウルにハマっています。かき氷とラーメンに並ぶぐらい、おいしいサラダボウルを見つけたんです。納豆やキムチ、キヌア、ケール、きゅうり、トマト、チーズなど体に良い食べものがたくさん入っています。健康的でおいしくて、ストレス発散できるのは一石三鳥ですよね。サラダボウルに助けられていますし、癒されています。
——そのサラダボウルとは、どこで出会ったのでしょうか。
齊藤:デリバリーです。デリバリーをするならヘルシーなものを食べたいと思っていろいろ頼んでみたのですが、ある時、「何これ!」というくらいおいしいサラダボウルに出会いました。
——今は撮影で忙しく過ごされてると思いますが、自分を癒すためのリラックスタイムはありますか?
齊藤:やはり今はサラダボウルですね。ヘルシーで美味しいなんて最高です。サラダボウルだけでお腹がいっぱいになるわけではないんですけど、それを一食として食べています。
この前、初めてそのサラダボウルを提供しているお店にも行きました。好きな食べものを食べるとリラックスできますし、ストレスも和らぎます。食べ物は大事ですね。
——齊藤さんご自身が行ってみたい場所や、やってみたいことはありますか?
齊藤:温泉に入りたいです。東京で温泉となるとなかなか難しいですよね。静岡辺りに行って、ゆっくり温泉に浸かって疲れを取りたいです。
——今、「人生100年時代」と言われていますが、100歳まで生きるとしてどのような暮らしをしてみたいですか?
齊藤:家族と幸せに暮らしたいですね。たまに旅行へ行くとか、そういう夫婦生活に憧れます。おばあちゃんになっても仲良しな夫婦生活を送ることが、憧れの将来設計図です。
——最後にウェルチルの読者に向けてメッセージをお願いします。
齊藤:水野さんと私は同一人物の役を演じています。娘の命を奪ったママ友たちに復讐をしていく話ですが、とにかく一つ一つの復讐劇がスカッと爽快感を味わえます。私自身、今回初めての復讐する役どころなので、俳優としての幅を広げられるよう、いろいろな顔を見せられたらと思います。
毎週火曜よる11時から『娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?』が放送中!
齊藤京子さんは、全身整形後の新米ママ・篠原レイコ役を務めます!