仕事に趣味、恋愛にお金…頑張り続けるかぎり、私たちの悩みは尽きません。でも、モヤモヤしたままじゃウェルビーイングな暮らしは営めない!仲間と良い関係を持つことや、悩みを周囲に話すこと、社会とのつながりを持つことが良いことは分かりつつも、うまくやるのは難しい…
そんな悩める皆さんのお悩みを、Xのフォロワー数137.8万人超え、歌舞伎町1クセの強いゲイバー店員カマたくが、バッサバッサと斬っていきます。時に優しく、時に厳しいアドバイスでウェルビーイングな暮らしに一歩近づけること間違いなし。毎週更新でお届けします。
本日のお悩み
『ここ数年で様々な事があり、精神的な病気になってしまいました。心機一転するべく、引っ越しをしたいと思っています。 親戚が沖縄に住んでおり、おいでと言ってくれています。 ただ、便利で娯楽の多い東京を離れることに不安があり、東京で生まれ育ってきた分、その思いも大きいです。「住めば都」という言葉もありますが、カマたくさんならどうされますか?また、カマたくさんは福島県出身とのことですが、地方での暮らしをどう思いますか? 』 (30代女性:パート・アルバイト)
――他県への引っ越しとは、かなり大きな決断ですね。カマたくさんだったら、こういう場合はどうされますか?
私が同じ状況だったら、行ってみるかな。環境が変わったら、気持ちにも変化が生まれると思うし。でも、行くとしても、あまり期待しすぎない方がいいかもね。
――期待しすぎないって、どういうことですか?
うーん、なんていうのかな。環境が変わったからといって、なんでも解決するとは限らないじゃない?すごく苦しい状況からは抜け出せても、行った先でまた別の課題に直面するかもしれないし。「ここからは抜け出せたけど、次は次でまた違うしんどさがある」みたいなことは、普通に起こると思う。
―― なるほど…じゃあ「引っ越せば全部解決!」ではない、と。
そうそう。だから行くのは全然いいと思うけど、「引っ越せば全部うまくいく」と思ってると、ちょっとしんどくなっちゃうかもね。だから、そこまで期待しすぎず、「ちょっと行ってみよう」くらいの気持ちでいいんじゃない?別に一生そこにいるわけじゃないんだし、合わなかったら戻ればいいのよ。
―― 確かに、それくらいの気持ちでいる方が動きやすそうですね。
「何か得られたらいいな」くらいでいいと思う。新しい環境には何があるんだろうとか、そういう気持ちで行くといいんじゃないかしら。
―― 東京と地方、という点ではどうですか? 娯楽の多さも気になるところだと思うのですが。
まあ東京は便利だし、住みやすくはあるよね。何でも揃ってるし。でもさ、結局住んでみないと、自分に合っているかどうかって分からないじゃない?
――ですよね。地方でも楽しいことはたくさんありますし。
うん。それで言うと、楽しいことを探す癖はつけた方がいいかもね。自分がどうやったら楽しくなれるかを、日頃から探しておくといいと思う。「これがないからつまらない」「あれがないからダメ」っていつも思ってる人は、たぶんどこに行っても楽しくないのよ。反対に「この環境なら、これが楽しいな」ってことを見つけられる人は、どこでもやっていけると思う。環境に楽しさを求めるより、自分で見つけられる方が強いからね。
―― カマたくさんご自身も、そういうタイプなんですか?
そうなのよ。仕事が変わっても、「これが楽しいな」っていうのをすぐに見つけるタイプ。嫌なことにフォーカスするより、楽しい部分を探す感じね。でも、それでもしんどさが勝つこともあるから、そのときは環境を変えるけど。結局どこにいても、いいことも嫌なことも両方あるものよ。だから相談者さんも、チャンスがあるなら、軽い気持ちで行ってみてもいいんじゃないかしら。
――ウェルビーイングのためには、その環境ならではの楽しさを自分で見つけ出すことも重要なんですね。今週も、素敵なアドバイスをありがとうございました!
カマたく’s アドバイス
「環境変えたら全部うまくいく」ってわけじゃないと思うわ。どこに行っても自分は自分だし、結局また違うしんどさは出てくるから。でも、行きたいなら行ってみればいいんじゃない?別に一生そこにいるわけじゃないし、合わなかったら戻ればいいだけのことよ。大事なのは場所より、「その環境でどう楽しめるか」だと思うの。「その環境ならではの楽しさ」を見つけられる人のほうが、どこに行っても楽に生きられるものよ。
「歌舞伎町一クセの強いゲイバー店員」カマたくが皆さまのお悩みに答えます!
毎月ピックアップさせていただいたお悩みとその回答を、ウェルチルの記事内で公開いたします。 公開時には匿名とさせていただきますので、普段なかなか相談しづらいけど誰かに聞いてほしい…そんなお悩みがある方はぜひ下記のフォームからご回答ください!
応募はこちら!
カマたく:
1988年12月17日生まれ。福島県出身。ソーシャルメディアインフルエンサー。2017年〜新宿・歌舞伎町のゲイバー「CRAZE」にて店員として従事、歌舞伎町イチ癖の強いゲイバー店員として、本格的にX(旧Twitter)への投稿を開始。SNSでのショート動画や自身のYouTube『3人勘女@カマたく』での歯に衣着せぬ物言いが人気を集めている。2020年に『頑張らなくても意外と死なないからざっくり生きてこ』(KADOKAWA)、2021年に『お前のために生きてないから大丈夫です カマたくの人生ざっくり相談室』(KADOKAWA)を出版。2024年2月17日には、最新の著書『お前は私じゃないし、私はお前じゃない~悩みが0になる人間関係術』(大和書房)を出版している。
取材・執筆/タケウチ ノゾミ