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うつで思うように働けない...体調やメンタルの波とうまく付き合いながら働く方法はある?【第84回:カマたくの人生相談サロン 開き直ればウェルビーイング!】

仕事に趣味、恋愛にお金…頑張り続けるかぎり、私たちの悩みは尽きません。でも、モヤモヤしたままじゃウェルビーイングな暮らしは営めない!仲間と良い関係を持つことや、悩みを周囲に話すこと、社会とのつながりを持つことが良いことは分かりつつも、うまくやるのは難しい…

そんな悩める皆さんのお悩みを、Xのフォロワー数137.8万人超え、歌舞伎町1クセの強いゲイバー店員カマたくが、バッサバッサと斬っていきます。時に優しく、時に厳しいアドバイスでウェルビーイングな暮らしに一歩近づけること間違いなし。毎週更新でお届けします。
本日のお悩み
『うつ病になって6年が経ち、現在は時間を限定しながら教員として復職しています。以前に比べてできることは増えてきたものの、体調や気分に波があり、どうしても休んでしまうことがあります。職場に迷惑をかけていることは重々承知していますが、それでも教員を続けたい気持ちは変わりません。体調やメンタルの波とうまく付き合いながら働いていくためには、どうしたら良いでしょうか? 』 (20代女性:非常勤職員)
ーー質問者さん、頑張ってお仕事を続けているようですね。

そうね。でも「頑張らなきゃ」って思いすぎなくていいと思うのよ。私も、どうしても身体が動かない日が年に何日かあるし。

ーーカマたくさんは、そんな時どうしてるんですか?

そういう日は、無理しないで休む!でも動けそうな日は、その日の体調によって「今日の100点」を決めてるの。私は週に4日はお店があって、よっぽど体調が悪くない限りは出勤してるんだけど、行くのがしんどい日もあるのよ。そういう日はすごく低い目標を立てて、それに向かって頑張るようにしてる。たとえば、「今日は出勤できたら100点」とかね。

ーーそう考えると、ちょっと行動するハードルが下がりそうです!

でしょ?目標にあわせて、ご褒美も決めておくといいかもね。「今日はめっちゃ頑張ったな、100点だな」と思ったら、チョコモナカジャンボを食べるとか(笑)。あと私の場合は、自分がもし100点を出せない日でも、周りの人が助けてくれるような環境をつくってきたかな。

ーー「環境をつくる」って、具体的にはどういうことですか?

うーん。一緒に働いている仲間は、私が何も言わなくても、「今日は調子が悪そうだな」とか気付いてくれるのよね。でもそれって、ただ察してもらってるだけじゃなくて、自分で努力してそういう関係にしてきたからでもあると思っていて。自分が元気なときは何でも全力でやるけど、調子が悪い日もあるから、その時はちょっとよろしくね、みたいな。

ーーなるほど、物々交換みたいな感じですね。

そうそう。だから、私は周りの人が休んだことで、一回も怒ったことはないのよね。「OK、ゆっくりしてね。こっちは任せて!」って感じで。自分が助けてもらった分、「やっとくね」って思えるし。そういう環境づくりは、ずっと意識してきたつもり。

ーーそれだと、相手も気兼ねなく休めそうです。

あとね。私も躁うつ気味で、体調やメンタルの波が結構あるんだけど、「うつのせい」ってあんまり思わないようにしてるの。体調が悪くても、「病気のせいじゃなくて、今日はただ動けない日」って考えるイメージね。うつが一番ひどいとき、そうしたら症状が緩和していったことがあって。だから質問者さんも、うつに囚われすぎずに、「今日はちょっとしんどい日なんだな」「今日はこれができたら100点」くらいに考えると、少し気が楽になるんじゃないかしら。

ーー自分を追い込みすぎないことが、ウェルビーイングな日々への一歩になりそうですね。今週も、素敵なアドバイスをありがとうございました!
カマたく’s アドバイス
誰にでも体調に波はあるんだから、毎日同じようにできないのは当たり前。その日の体調や気分に合わせて、基準を変えていいのよ。できない日があっても「今日はそういう日」と受け止めればいいし、無理なときはちゃんと休んでいい。自分を責めるより、「どうすれば続けられるか」で考えてみて。それだけでも、ずっと楽に働けると思うわ。

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カマたく:
1988年12月17日生まれ。福島県出身。ソーシャルメディアインフルエンサー。2017年〜新宿・歌舞伎町のゲイバー「CRAZE」にて店員として従事、歌舞伎町イチ癖の強いゲイバー店員として、本格的にX(旧Twitter)への投稿を開始。SNSでのショート動画や自身のYouTube『3人勘女@カマたく』での歯に衣着せぬ物言いが人気を集めている。2020年に『頑張らなくても意外と死なないからざっくり生きてこ』(KADOKAWA)、2021年に『お前のために生きてないから大丈夫です カマたくの人生ざっくり相談室』(KADOKAWA)を出版。2024年2月17日には、最新の著書『お前は私じゃないし、私はお前じゃない~悩みが0になる人間関係術』(大和書房)を出版している。

取材・執筆/タケウチ ノゾミ