仕事に趣味、恋愛にお金…頑張り続けるかぎり、私たちの悩みは尽きません。でも、モヤモヤしたままじゃウェルビーイングな暮らしは営めない!仲間と良い関係を持つことや、悩みを周囲に話すこと、社会とのつながりを持つことが良いことは分かりつつも、うまくやるのは難しい…
そんな悩める皆さんのお悩みを、SNS総フォロワー数170万人超え、歌舞伎町1クセの強いゲイバー店員カマたくが、バッサバッサと斬っていきます。時に優しく、時に厳しいアドバイスでウェルビーイングな暮らしに一歩近づけること間違いなし。毎週更新でお届けします。
本日のお悩み
『スナックでバイトをしているのですが、同級生の友人が後から入ったため、先輩として指導を行っています。友人という関係性を活かしてフランクに仕事を教えているつもりが、圧を感じると陰口を言われているようで……私からの指示は聞かないなど、態度にも露骨に表れてきていて、業務に支障が出てしまっています。
「楽して稼げればいい」というマインドも言動から感じられ、指導が難しいです。』
(20代女性:アルバイト)
―― 友人関係と仕事上の立場、板挟みになっているみたいですね……。
別に悩むようなことじゃないわ。いくら友人だったとしても仕事なんだから、支障が出てるならきちんと相手に、言うこと言わなきゃダメよ!仕事は仕事、プライベートはプライベートなんだから。相手にどう思われるかとか、気にしてる場合じゃない。
―― カマたくさんは、ご友人とお仕事を一緒にされること、あります?
今一緒にお店で働いてる子たちも、ほとんどが元々お友達だった子よ。それでも、私なら何か仕事上で困るようなことがあればガツンと言うわね。『そのやり方で通用すると思ウナよ?』とか、『身の振り方考えな』とか(笑)。あんまりそんな深刻な問題は起きないけどね。
―― 友人であり、職場の同僚でもある。同じ人物であるが故に、気持ちの切り替えが難しそうです。
職場では、仕事をどう円滑に進めるかに集中するしかないと思うわ。自分だけでなくて、他の同僚やお客さまに迷惑をかけるわけにはいかないもの。社会人としてね。
私も昔、お店で働いていた友人の勤務態度の悪さを見過ごせなくて、めちゃくちゃバトルしたことがあるのよ。結局その子は辞めちゃったけど、友人関係は続いてる。なんなら、お店にも遊びに来るしね。
人によると思うけど、職場での出来事が原因で必ず友情が崩壊するってわけではないはずよ。
―― 仕事の場では、自分自身の立場ですべきことにフォーカスしないと、ですね。
友情と仕事。どちらかを捨てる必要はないけれど、場合によって優先順位はつけなきゃいけないわよね。感情って大切だけど、仕事においては時々邪魔になる。私、よくドライだって言われるんだけど、ずっと無感情なわけじゃなくて、使い所を見極めてるだけなの。
正直、同じ職場で働き出したら、今までの関係性のままではいられなくなると思うわ。上下関係ができるし、やるべきことや守るべきものができるんだから。友人を失うとまではいかなくても、関係性の変化を覚悟できないなら、一緒に働くべきじゃないわね。
―― 相談者さんもご友人も、仕事をきっかけに新たな関係性へと踏み出すタイミングなのかもしれませんね。今週もウェルビーイングなアドバイスをありがとうございました!
カマたく’s アドバイス
仕事の場では自分の業務を全うするって当たり前のことじゃない?お客さまや同僚に迷惑かけるくらいなら、ガツンと言わなきゃダメよ!
同じ職場で働き出したら、今までと同じ関係性ではいられなくなるのは当然。友情を捨てる必要はないけれど、関係性の変化を覚悟できないなら、友人とは一緒に働かない!社会人としての自覚を持ちなさい!
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カマたく:
1988年12月17日生まれ。福島県出身。ソーシャルメディアインフルエンサー。2017年〜新宿・歌舞伎町のゲイバー「CRAZE」にて店員として従事、歌舞伎町イチ癖の強いゲイバー店員として、本格的にX(旧Twitter)への投稿を開始。SNSでのショート動画や自身のYouTube『3人勘女@カマたく』での歯に衣着せぬ物言いが人気を集めている。著書に『頑張らなくても意外と死なないからざっくり生きてこ』(KADOKAWA)、『お前のために生きてないから大丈夫です カマたくの人生ざっくり相談室』(KADOKAWA)『お前は私じゃないし、私はお前じゃない~悩みが0になる人間関係術』(大和書房)。2026年4月27日には、最新の著書『施設がそんなにダメですか? ~認知症になった祖母の地獄の在宅介護~』を出版している。
取材・執筆/神田佳恵