秋から冬へ季節が移りゆくこの頃。ボディラインのゆるみや姿勢の乱れはどうしても気になるもの。独自のトレーニング“YUMICORE”で人気を集めるYumicoさんが登場し、毎朝10分続けるだけで見た目マイナス5歳のボディを手に入れるトレーニングを教えていただきました!
【登壇者プロフィール】
Yumicoさん
YUMICORE代表/48歳/3児の母。
35歳までの専業主婦時代は、3人の子育てに追われる“ぽっちゃり体型。”その後、独自にセルフケア技術・インナートレーニング・ピラティスを身につけ、「身体をほぐして骨盤底筋を鍛える」という独自のユミコアメソッドを開発。体重の増減にとらわれず、「正しい姿勢づくり」から理想のボディラインに導く指導が支持されている。著書11月に発売されたばかりの「コリと痛みが消える ユミコア爆ほぐし」がAmazonランキング3冠獲得。著名人の信頼も厚く、テレビ・雑誌・イベントなどメディア出演も多数。
専業主婦からカリスマトレーナーへ。
ピンクのレギンスと白のウェアでメリハリのあるしなやかなボディラインのYumicoさんはInstagramフォロワー42万9千人を誇るカリスマトレーナー。元々は3人の子育てに精を出す専業主婦だったそうです。
『専業主婦時代は全く運動していなくて子ども中心の生活。そんなとき、ママ友が自宅でヨガ×筋トレのレッスンを始めたので参加してみたら、体の変化を実感して。“体を変える仕事って楽しそう”と思い始めたんです。そこから自宅に友達を呼んで、おままごとのように始めたのがYUMICOREのスタートでした。
勉強しながらレッスンをしていた頃、当時の夫の会社が倒産してしまい、私が頑張らなくちゃと思い切って会社を立ち上げました』。
『当時はむくみがすごくて、胸も下がっていて……。それでもビキニを着ていました(笑)。そこから今の体型になるまで、8年かけてメソッドを作り、自分の体で実証してきました。だからこそ皆さんに全力で伝えられるんです』。
『今日行う“ほぐし”は続けるほど体が確実に変わります。何歳からでも人生は楽しくできるって知ってほしい。』と来場者にお話くださり、レッスンがスタートしました。
Yumicoさんと一緒にレッスン! 体をピンポイントにほぐして美しい体づくり
ほぐしに使うのはHoggsy(ホグッシー)という手のひらサイズのボールを使って体をほぐしていきます。
▶︎まずは体をチェック!
あぐらをかき、背中を丸めて息を吸い、どこが膨らんでいるか丸まっているかを確認。
・お腹が膨らむ人…お腹が出てくる傾向に
・背中の上が膨らむ人…肩が上がって頭が前に出る傾向に
理想は、腰のあたりがふくらむ状態。これができると小顔になり、ボディラインが整っていくのだとか。
そのためには背骨がしっかり動かせるようになることが大切。Hoggsyを使ってほぐしていきます。
▶︎ 胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつききん)をほぐして小顔に
1. 右を向いて首の筋肉(胸鎖乳突筋)を触る
2. この筋肉の後ろ側にボール(Hoggsy)、またはこぶしを当てて押す
3. 寝姿勢を取ることができる場合は床にボールを押さえつけ、皮膚を滑らせるようにゴリゴリと
4. 反対方向も同様に
▶︎肩甲骨をほぐして肩こり解消&バストアップ
1. 左側の肩甲骨内側にボールを置き、仰向けに
2. 肋骨を床に押し付けるようにして左に体重を乗せ、手をバンザイ→肘を曲げる→バンザイ
3. 少しおしりも持ち上げて、ゴリゴリしながらゆっくり進む
4. 一番痛いところにボールを置き、肘の曲げ伸ばし
5. 右側も同様に
『痛い〜』という声が会場からも。Yumicoさんいわく、『痛いのは癒着。それが取れたら代謝が上がります。痛いイコール伸びしろです』と。
背中が柔らかくなると、お腹が凹みやすくなるそうです。
また、肩甲骨を寄せて背中を反らせるのは良くないそう。内蔵が前に出ている状態になり、お腹が出てしまうそうです。
▶︎美しいデコルテのために脇をほぐす
1. 脇の下を親指が前に来るようにつかみ、親指の位置にボールを当ててうつ伏せに
2. 当てた側の腕はバンザイ
3. 横向きに丸まりながら、バンザイした手を下に横になる
4. お腹を締めて呼吸
5. 空いている手で、バンザイした側の肋骨を内に寄せながら息を吐く
6. 反対側も行う
▶︎痩せやすい体を作る“お尻ほぐし”
1. 腰骨の下にボールを置いて仰向けに
2. ボールを動かしながらお尻を振る
3. 当てた側の足を上げたり開いたりして動かす
4. 反対側も同様に
『お尻をほぐすと痩せやすくなります。痛いのは良くなるってことですよ〜!』と、嬉しくも手厳しい声が響きます。
再び、体をチェック!
背中を丸めながら呼吸し、どの部分が動くか再確認。背中の後ろの方にも呼吸が入れやすくなっているはずです。
● 仕上げにお尻のストレッチ
1. 体の前で片脚を水平に曲げる
2. 反対の脚は後ろに伸ばし、お尻を軽く持ち上げる
3. 両肘を前につき、伸ばしている側の手を斜め前へ遠くに
4. 顔は反対方向へ向ける
5. 反対側も同様に
最後にあぐらになり、座りやすさ・体の軽さを確認。
Yumicoさんからは『皆さん、レッスン後の表情が素敵ですね。私に出会ったことで、“頑張ってみようかな”“挑戦しようかな”“もっと自分を大事にしてみようかな”と思ってもらえたら嬉しいです』と最後にメッセージをいただきました。参加者の表情はスッキリされていて、明らかに体の変化を感じている様子でした。
Yumicoさんのレッスンを受けた時間はまさに“ウェルチルタイム”。体はもちろん、気持ちまで明るくなり、明日も頑張ろうという気持ちになりました。
朝10分だけ時間をとるだけで良いスタートを切ることができ、また体が変わっていく。ちょっとした努力で見た目マイナス5歳のボディを手に入れることができるならやってみたいと思いませんか?