ウェルチル

人生100年を楽しむためのウェルビーイングメディア

画像

高圧的な態度の友人…どうすれば萎縮せずに接することができる?【第34回:カマたくのお悩み解決サロン 開き直ればウェルビーイング!】

仕事に趣味、恋愛にお金…頑張り続けるかぎり、私たちの悩みは尽きません。でも、モヤモヤしたままじゃウェルビーイングな暮らしは営めない!仲間と良い関係を持つことや悩みを周囲に話すこと、社会とのつながりを持つことが良いことは分かりつつも、うまくやるのは難しい…

そんな悩める皆さんのお悩みを、Xのフォロワー数138万人超え、歌舞伎町イチ癖の強いゲイバー店員カマたくが、バッサバッサと斬っていきます。時に優しく、時に厳しいアドバイスでウェルビーイングな暮らしに一歩近づけること間違いなし。毎週更新でお届けします。
本日のお悩み
「私の職場には、高圧的な態度の友人がいます。完璧主義で頭も良く、リーダー的な存在なのですが、人をぞんざいに扱う一面があるように感じます。人に対する好き嫌いが激しく、好きな人にはグイグイ話しかけ、嫌いな人には冷たくする性格でもあります。これからも一緒になる事が度々あるので、少しでも萎縮しないでいられる心構えを教えていただきたいです。」
(30代女性:会社員)
ーー萎縮しない方法…なかなか手強い友人な気がしますけれども。

この人の主観だからなんとも言えないけど、お友達はやばいやつだよね。まあ、その友達は、本当は自分に自信がないんじゃないかと思うけど。本心では、自分に自信がないから物言いが強くなっちゃうんだよね。

だから、そういう人に関しては、言われたことを鵜呑みにするんじゃなくて、「うんうん、へ〜、だから?」みたいな顔すればいいんじゃない?

ーーその顔ができる人は、もともと萎縮しないんじゃないですか?(笑)

そうかな。前提がかけ離れすぎてて、アドバイスできないっていう新しい悩みが来ちゃった。ある程度気を遣うことはあるけど、萎縮することがないから分からないかも(笑)
友達でも仕事でも、なんか違うなって感じたら、もういいやって諦めちゃうし。

だからどちらかというと、萎縮しないでいられる方法じゃなくて、萎縮しないでいい場所を見つけるようにしてた。実際、他人にめんどくさいこと言われたら、うるせえなとしか思わないけど。

ーー萎縮しないでいい場所を見つける。確かにそうですよね。職場とかでもう仕方なくそこにいなければいけない、ってなったらカマたくさんはどう切り抜けますか?

そもそも萎縮させるような人や場所に一緒にいる必要がないというのは前提として!しょうがなく、そこにいなきゃならないんだったら、私はめっちゃ戦っちゃうタイプ。文句を言われない結果を出して詰めるかな。下手には絶対出ない。

ーーカマたくさんらしいですね(笑)下手に出ない。

反射的に謝らないって意外と大事なのよ。自分が間違っているんだったら、それは謝る必要があるけど、理不尽だなっていう時は、「ちょっと何が問題だったか全然わからないんですけど」みたいな顔をしておく。

職場だったらそれこそ、みんなで協力して良い結果を出したり、課題をクリアしていくっていうのが一番の目標なわけじゃない?その目標に対して、やたら言い方がキツかったり、みんなのメリットにならない人に対してヘコヘコする必要ない。その人が適切じゃないんだから。ある程度戦うしかないんだよ。

ーーなるほど、確かに適切じゃないのは相手の方ですからね。

そう。正義はこっちにあるわけ。その人がリーダー的な存在だとしても、自分も同じぐらい、またはそれ以上の結果を出したらなんでも言えるんだから、まずは、結果を出して戦う!でも、人をぞんざいに扱う人って、自然と人が離れていくから、うまくいかなくなると思うけどね。

ーーもはや萎縮しない方法ではないですが…理不尽な人に対して、ある程度戦うというのは、確かにごもっともなような気がします。頑張るモチベーションにもなりますし。今週もありがとうございました!
カマたく’s アドバイス
そんな友人に対して萎縮しない方法ではなく、萎縮しなくても良い人や場所を自分で見つけるか、無理なら戦う方法を考えなさい!いつでも下手に出て、ヘコヘコ謝っちゃダメよ。自分が間違っていることをしていないんだったら、堂々としていることが大切。頑張って、その人より結果を出して、戦っちゃいなさい。まあ、負かすまでもなく、人を大切にしない人は自然とうまくいかなくなるものだと思うけどね。

「歌舞伎町一クセの強いゲイバー店員」カマたくが皆さまのお悩みに答えます!

毎月ピックアップさせていただいたお悩みとその回答を、ウェルチルの記事内で公開いたします。  公開時には匿名とさせていただきますので、普段なかなか相談しづらいけど誰かに聞いてほしい…そんなお悩みがある方はぜひ下記のフォームからご回答ください!  

応募はこちら!
カマたく:
1988年12月17日生まれ。福島県出身。ソーシャルメディアインフルエンサー。2017年〜新宿・歌舞伎町のゲイバー「CRAZE」にて店員として従事、歌舞伎町イチ癖の強いゲイバー店員として、本格的にX(旧Twitter)への投稿を開始。SNSでのショート動画や自身のYouTube『3人勘女@カマたく』での歯に衣着せぬ物言いが人気を集めている。2020年に『頑張らなくても意外と死なないからざっくり生きてこ』(KADOKAWA)、2021年に『お前のために生きてないから大丈夫です カマたくの人生ざっくり相談室』(KADOKAWA)を出版。2024年2月17日には、最新の著書『お前は私じゃないし、私はお前じゃない~悩みが0になる人間関係術』(大和書房)を出版している。
 
取材・執筆/和田愛理