仕事に趣味、恋愛にお金…頑張り続けるかぎり、私たちの悩みは尽きません。でも、モヤモヤしたままじゃウェルビーイングな暮らしは営めない!仲間と良い関係を持つことや、悩みを周囲に話すこと、社会とのつながりを持つことが良いことは分かりつつも、うまくやるのは難しい…
そんな悩める皆さんのお悩みを、Xのフォロワー数137.8万人超え、歌舞伎町1クセの強いゲイバー店員カマたくが、バッサバッサと斬っていきます。時に優しく、時に厳しいアドバイスでウェルビーイングな暮らしに一歩近づけること間違いなし。毎週更新でお届けします。
本日のお悩み
『私には不登校気味の娘がいます。最初は無理に登校させようとしましたが、結局行けるようにはならず、今は週1〜2回支援教室に通っています。理由は「先生が嫌だから」だそうですが、「このまま嫌なことから逃げる子になってしまうのではないか」と心配でたまりません。カマたくさんならどのように接しますか?また、親としてしてあげられることは何でしょうか。 』
(30代女性、パート・アルバイト)
ーーこれは親としては、かなり悩みますよね。無理して行かせるのも、お子さんの負担になってしまいますし...。
私は「学校に行かない=わがまま」とは思わないわ。もちろん、登校できるなら行ったほうがいいとは思うけど、行けない理由があるなら、それはそれで仕方ないじゃない。どうしても行きたくないなら、行かなくてもいいと思う。
ーーたしかに。でも、「嫌なことから逃げる子になってしまうのでは」という気持ちも理解できます...。
だからこそ、何もしないまま家で過ごさせるのは、違うと思うのよ。学校って、勉強とか委員会活動とか、やるべきことがたくさんある場所じゃない?だから登校しないなら、その代わりに家でやることを親が作ればいいと思うの。
ーー学校の代わりに、ですか?
そうそう。「今日はこれをやろうね」って課題を決めてあげるのよ。洗濯でもいいし、食器洗いでもいいし、勉強でもいい。学校に行かない代わりに、家でやるべきことを用意してあげる感じね。
ーーただ家で過させるのではなくて、子どもがやることを決めるんですね。
毎日学校に行っている子は、やりたくないこともやっているわけじゃない?それと同じよ。「やりたくないこともやる」っていう経験は、どこかで絶対に必要なの。だから、学校じゃなくてもいいから、生活の中でそれを重ねていけばいいと思うわ。
ーーもし、子どもから「それはやりたくない」と拒否されたらどうしたらいいと思いますか?
そこはね、はっきり伝えていいと思うのよ。「やりたくないことも、やらなきゃいけないよ」って。親だってそうじゃない?本当はやりたくないこと、いっぱいやってるでしょ。
ーーそうですね。「お父さん、お母さんもやりたくないことがある」ことを分かってもらうのは、重要な気がします。
一番やりたくないことを無理にやらせる必要はないけど、「できるけどやりたくないこと」はやろうよって。場所が学校じゃなくても、やることはちゃんとあるし、身につくこともあるものよ。無理に登校させるわけでもなく、かといって何もさせないわけでもない。その「間」を取るくらいがちょうどいいんじゃないかしら?
ーー場所が学校でなくても、その子なりにできることを積み重ねていく。その一つひとつが、ウェルビーイングな生き方につながっていきそうですね。今回もありがとうございました!
カマたく’s アドバイス
どうしてもやりたくないことを、無理にやらせる必要はないんじゃない?学校に行かないなら、簡単な手伝いや勉強でもいいから、家でやることを作ればいいのよ。不登校を深刻に考えすぎないで、「できるけどやりたくないこと」を生活の中でたくさん経験させてあげるといいと思うわ。
「歌舞伎町一クセの強いゲイバー店員」カマたくが皆さまのお悩みに答えます!
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カマたく:
1988年12月17日生まれ。福島県出身。ソーシャルメディアインフルエンサー。2017年〜新宿・歌舞伎町のゲイバー「CRAZE」にて店員として従事、歌舞伎町イチ癖の強いゲイバー店員として、本格的にX(旧Twitter)への投稿を開始。SNSでのショート動画や自身のYouTube『3人勘女@カマたく』での歯に衣着せぬ物言いが人気を集めている。2020年に『頑張らなくても意外と死なないからざっくり生きてこ』(KADOKAWA)、2021年に『お前のために生きてないから大丈夫です カマたくの人生ざっくり相談室』(KADOKAWA)を出版。2024年2月17日には、最新の著書『お前は私じゃないし、私はお前じゃない~悩みが0になる人間関係術』(大和書房)を出版している。
取材・執筆/タケウチ ノゾミ