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ポジティブな言葉で心をハッピーに『パラレル夫婦 死んだ“僕と妻”の真実』伊原六花さんインタビュー後編【第17回わたしのウェルチル】

「わたしのウェルチル」では、素敵な人生を送る方々に、ご自身のウェルビーイング&チルな時間をお聞きします。今回は火曜よる11時ドラマ火ドラ★イレブン「パラレル夫婦 死んだ“僕と妻”の真実」で妻・なつめを演じる伊原六花さんに心の健康やドラマのことなどについてお話を伺いました。

影響されやすいからこそ、ポジティブマインドを心がけたい

ーー いつも明るいイメージの伊原さん。忙しいスケジュールの中で、心の健康のために気をつけていることはありますか?

けっこう周囲の雰囲気に引っ張られやすいタイプかもしれません。ネガティブな空気の中にいると、自分の心もネガティブになりがちだなって、あるとき気づいたんです。だから、自分が発する言葉はできるだけマイナスにならないようにしたいな、と。

「今、疲れてるかも……」と思っても、それを言葉にするともっと疲れてしまいそうだから、できるだけ「楽しい!」「頑張るぞ!」とポジティブに変換して言葉にするようにしています。そうすると、不思議と気持ちも前向きになっている気がするんですよね。あとは、家族に話を聞いてもらったり、周囲を頼ったりして、ストレスをためないようにしています。

ーー人生100年時代と言われますが、100 歳まで生きるとして、どんな暮らしをしたいですか?

いちばん目指したいのは、“ハッピーに暮らす”ことです。その「ハッピー」の中の一つに、農業にチャレンジしたいという気持ちがあります。

実家の両親が畑で野菜や果物を作っていて、朝に採れたての野菜で料理をするって、すごく素敵だなと思って。今はその一歩として、ローズマリーなどのハーブを育てているところです。将来は自然の多い場所で暮らしながら、畑で野菜作りができたらいいなと思っています。

ーーどんなものを育てたいですか?

私はさつま芋が大好きなんですけど、甘くておいしいさつま芋を作るのってすごく難しいらしいです。だから、お芋はプロにお任せして(笑)。作るとしたらフルーツかな~。イチジクとか、栽培できたらいいなぁ~。

大切な相手との違いを認め合いたい

ーー今回のドラマで、なつめと重なると感じるところはありますか?

第1話では「夫婦とは、1つの世界を2人で生きること」という幹太のナレーションと、「夫婦とは、それぞれの世界を認め合うこと」というなつめのナレーションがあって、ふたりの価値観の違いが描かれています。私はどちらかというと、なつめの価値観に共感しています。

夫婦って、出会うまで生きてきた環境がそれぞれ違いますよね。私は「考え方が違うから無理」ではなくて、「どういう経緯があってそう考えるんだろう?」と、相手の背景を想像しながらすり合わせたいタイプ。だから、お互いの違いを「いいよね」と認め合えるなつめの考え方には、すごく共感できます。なつめのさっぱりした性格も、自分に近いので、等身大で演じられていると思います。

ーー視聴者に注目してほしいポイントは?

2つの世界が同時進行しつつ、1話からてんやわんやの急展開が続くので、「え、どういうこと?!」とワクワクしてもらえると思います。1話で最終回のような出来事が起こりますが、2話以降ではその出来事の背景や理由が掘り下げられて、ストーリーがどんどん広がっていきます。

パラレル・サスペンス・ラブの要素がぎゅっと詰まった作品ですが、私は幹太となつめ夫婦の、何気ない会話のシーンが気に入っています。台本を読んでいても、夫婦のささいな会話の中にこそ、大きな気づきがあるんだなと感じました。視聴者のみなさんにも、このドラマの“好きポイント”を見つけてもらえたら嬉しいです。
火曜よる11時ドラマ火ドラ★イレブン「パラレル夫婦 死んだ“僕と妻”の真実」が放送中!
伊原六花さんはW主演・なつめ役を務めます!