秋真っ盛りの時期に開催された「第2回ウェルチルフェスタ」。ステージには、昭和歌謡グループSHOW-WAのメンバーで料理研究家でもある寺田真二郎さんが登場し、「秋の味覚を満喫!⾷べてカラダの中から美しく!」をテーマにライブ調理を披露してくれました。その様子をリポートします!
【登壇者プロフィール】
寺田 真二郎さん
秋元康プロデュース、昭和歌謡グループSHOW-WAのメンバーとして活動する一方、料理研究家としても活動。さまざまなメディアで料理を披露し、数多くのレシピを紹介している。
SHO-WAメンバーも大好き「きのこの旨味だしマリネ」。腸活もできるお手軽レシピ!
スラリとしたスタイル、爽やかな笑顔にボーダーのニットをまとった寺田真二郎さんが登場すると、来場者からは歓声が沸き起こり、ステージに釘付け!早速、一品目から調理スタートです。
「きのこの旨味だしマリネ」
【材料(2人分)】
・しめじ 1袋(150g)
・しいたけ 中8個
・エリンギ 4本
・にんにくすりおろし 小さじ1
・すし酢 大さじ5
・白だし 大さじ1
・オリーブ油 大さじ1
・塩、粗びき黒こしょう 少々
・パセリみじん切り、輪切り唐辛子 各適量
【作り方】
1.しいたけは石づきを除き、半分に切る。エリンギは手で大きめにちぎる。しめじは石づきを除く。
2.フライパンを強火で熱し、オリーブ油、きのこ類、にんにくすりおろしを加える。
3.あまりきのこを動かさずに炒め、全体に焼き色をつけたら、保存容器などにいれる。
4.すし酢、白だし、輪切り唐辛子、パセリみじん切りを入れて混ぜる。
5.塩、粗びき黒こしょうで味を調える。
フライパンからはジュージューと食欲をそそる音が響き、会場には香ばしい匂いが立ち込めます。
「普段、パスタを茹でるくらい」という豊田アナウンサーも『これなら私でもできそうです!』と自信の笑み。
『料理はストレス解消になりますか?』と問われると、寺田さんは『ストレスは美容の大敵ですよね。でも今日はメンバーがいないので、ストレスは感じていません』との寺田さんの回答に会場は大爆笑。
きのこに火が通ったら調味料の出番。すし酢と白だしを混ぜ、パセリのみじん切りを入れたところで、『あ、ニンニク入れるの忘れてた!』と再び笑いが起きました。
和やかな空気の中、一品目があっという間に完成。お酒もご飯にも合う一品。ここにベーコンを加え、パスタと合えても絶品です。
【しんちゃんのワンポイントアドバイス】
▶ 炒めるときには、きのこをあまり動かさず、ほぼ放置でOK! 縮まずプルプルに仕上がります。
▶ 調味料は熱いうちに和えるとしっかり味が染み込みます。
▶ すし酢と白だしの相性は最高。トマトなども合います。
秋の恵みを皮ごと丸ごといただく「里芋の楽々ほくほくうまうま炒め」。
里芋を“皮ごと”使う 手軽にできる里芋レシピ
「里芋の楽々ほくほくうまうま炒め」
【材料(2、3人分)】
・里芋 5~8個(350g)
・玉ねぎ 1/2個(1cm幅に切る)
・ウインナー 6本(縦に半分に切る)
・オリーブ油 大さじ3
・にんにくすりおろし 大さじ1/2
・鶏がらスープの素(粉末) 小さじ1
・カレー粉 小さじ1/2
・塩 少々
・パセリみじん切り、粗びき黒こしょう 各適量
・粗びき粒マスタード 適量
【作り方】
1.里芋は、皮をタワシなどでよく洗い、ひげ根があれば除く。
皮をむかずに、小さい里芋なら、4等分、大きい里芋なら6等分のくし切りにする。
2.耐熱ボウルに里芋をいれ、ラップをし、電子レンジで5分加熱する。
3.フライパンにオリーブ油、里芋、塩をいれ、強火で全体に焼き色がつくまで炒める。
焼き色がついたら、玉ねぎ、にんにくのすりおろし、ウインナーをいれて炒める。
4.玉ねぎがしんなりとしてきたら、鶏がらスープの素、カレー粉を加えて絡める。
5.器に盛り、パセリ、黒こしょうをふり、粒マスタードを添える。
今回のレシピのポイントは、里芋を“皮ごと”使うこと
『里芋は芋類の中で一番がカロリーが低くて、さつまいもの3分の1。でも栄養価も高いんですよ』と寺田さん。
『里芋は泥をしっかり落とせば皮ごと食べられます。皮の周りに栄養が詰まっているので腸内環境も整って、美容にもピッタリ!』。
そう語りながら、里芋をフライパンで焼き始めます。
里芋に焼き色がついたら、ウインナーと玉ねぎを加えて炒めます。寺田さんがフライパンを振る姿はなんともカッコよく、拍手が送られます。
仕上げに塩・粗びき黒こしょうを振り、ワイルドに盛り付けて完成!
手際よく進める寺田さんですが、『実はレシピが覚えられないんですよね』と、意外な一面をのぞかせます。『ちなみに歌詞も覚えられない』と話すと、会場は笑いで包まれました。
寺田さんはフライパンを持って客席に降り、『香りだけでもどうぞ!』と笑顔。サービス精神たっぷりに、盛り上げてくれました。
試食した豊田アナウンサーは、『里芋の皮が気にならず、ツルッと食べられますね!』。寺田さんも『ほくほくで、皮がパリッとしていて、カレーの香りが鼻から抜けて、塩気もちょうど良く。ご飯にもお酒にもピッタリ!』と。二人による軽快な食リポで会場はさらに楽しい雰囲気に。
【しんちゃんのワンポイントアドバイス】
▶里芋はレンジで加熱しておくと使いやすいです。
▶里芋の皮をしっかり焼いてカリッとさせると、食感が良くなります。
寺田真二郎さんのメンバーとの美味しいエピソードとは?
調理の合間には、
寺田さんがSHOW-WAのメンバーとの仲のよさが伝わるさまざまなエピソードを披露してくださり、来場者も興味津々です。
メンバーに料理を振る舞うことも多く、「僕はSHOW-WAの母」と自称する寺田さん。好き嫌いまで把握しているそうで『向山(毅)くんは根菜が苦手。ジュンジュン(青山隼さん)はハンバーガーに入っているトマトが苦手なんですよ』と明かします。イベント前日には塩田将己さんと一緒に梅田でおでんを食べたとか。『塩田くんには二郎系ラーメンを教えてもらいました。彼と会わなかったら食べなかったですね』と笑顔。
来場者からの質問に答えてもらうというスペシャルな企画も!
『人生の最後に食べたいものは?』の質問には『お寿司!』と即答。『ウニや大トロなど、高いものから食べていきたい!』とお茶目な願望を話してくれました。
『コロッケを爆発させずに揚げる方法は?』には、『コロッケは難しい! 平たくするより、丸く団子状態にするいいですよ』と実用的なアドバイス。
母の味は「煮豚」。赤ワインを使った洋風の煮豚がお母様の定番だったそうです。
最後に、『本日はありがとうございます! 次回は他のメンバーと一緒に登場したいです。今回のレシピを作ったらウェルチルの名前も入れて投稿してくださいね!』と寺田さん。
美味しい香りとホットな空気の中、楽しいひとときとなりました。
シンプルながら滋味深い秋レシピは、明日にもチャレンジしてみたくなるものでした。皆さんもぜひ作ってみてはいかがですか?