「いつでもごきげんでいること」「悩まず自分らしく生きること」こそ、“ウェルチル”な生き方ですが、気持ちを整えることって案外難しいですよね。今回のイベントには、明るく前向きなキャラクターで人気のタレントpecoさんが登場。現在のご自身のことや、Happyに生きる秘訣についてお話いただきました。
【登壇者プロフィール】
pecoさん
タレントそして自身のアパレルブランドのプロデューサーとして活躍中。10代の頃、原宿系ファッションのカリスマ読者モデルとして人気を集め、現在は一児の母に。育児や生活の様子を投稿したSNSも人気で、ママタレントとして多方面のメディアに出演。
いつも明るく落ち込まない! 原点はのびやかな子ども時代と母の存在。
『P・E・C・O、pecoでーす!』と元気いっぱいに登場したpecoさん。テレビで見るのと同じく、明るくキュートな笑顔を振りまいてくれました。
大阪出身のpecoさん。3人兄弟の末っ子でのびやかに育ちました。『親から否定されることなく育ったし、大好きなクラシックバレエも、行けるレッスンは全て通わせてもらいました。親は私の“やりたい”を全力で応援してくれました』。
中でもお母様の影響は大きく、『母はザ・大阪のオバはん(笑)。中川家さんのコントに登場する“オカン”そのものなんですよ。多少のことは「しゃあない」って言ってくれる母を見て育ったから、私もこうなりました』とにっこり。
失敗した時も落ち込まないというpecoさん、『自分のハードルがめちゃくちゃ低いんです。だから“こんなもんやねんな、私”って思えるし。完璧なんて求めない。悩むのもめんどくさい』。不安になりませんか?との問いに、『先のことを考えて不安になるって、自分で不安を作っているだけやと思うんです』と微笑みます。
pecoさん流・子育てとの向き合い方
『いつも“最悪のケース”を想定しているから、何か起きても「想定内や」と思えるんです』というpecoさん。『出産もすごく大変だと思っていたけど、思ったより大変じゃなかった(笑)。“よくないこと”を想像しておけば、いいことが起きたときに嬉しさも倍増です』。
現在、お子さんは7歳。『私は怒られた記憶がほぼないけど、息子はやんちゃ。だから結構口うるさくしています。食事の時も「ひじをつかない」や「ちゃんと座りなさい」ってずっと言っています』。
一方で、「やりたい」と言うことは、できる限り叶えてあげたいといいます。『この間、息子のリクエストで放課後に“夜ディズニー”に行きました。大人の楽しみ方ができるようになったんだなとしみじみしました』と。
『自分を好きで、自分をちゃんと受け止められる大人になってほしいですね』と、お子さんへの願いも語ってくれました。
子育て世代へのアドバイスを求められると『ないです!』と即答。『子どもによって違うし、子育ての仕方もそれぞれ。東京にいると周囲のママはめっちゃ優しいけど、私はガミガミと叱る。私のやり方でいいと思っています』。
自分に正直で超シンプル、それがpecoさんの生き方
pecoさんにとっての“ウェルチル”は超シンプル。『まず我慢しないです。好きなものを食べたいときに食べるのが私にとっての健康ですね。夜寝る前にお菓子を食べたくなっても、「翌朝のむくみより今のHappyが大事!」と思って食べちゃう(笑)』
とっておきの時間は大好きなディズニ−。『秋はハロウィンの仮装も楽しみました。月に1回は絶対に訪れる“パワースポット”です』。
家では「ソファでダラダラして、愛犬を抱っこする」時間が大切な癒しだとか。
“必要ないものは取り入れない”のもpeco流。『「この映画好きそうだよ」って言われても、自分が“違うな”と思わったら観ない。冒険心がないともいえるけど、超シンプルに生きています』。
最近気になっていることはフラダンス。『「リロ&スティッチ」の実写版映画を観てからやりたくて。バレエもやっていたし、踊るの大好きだから、たぶん上手やと思います(笑)』。
おすすめ映画は?と問われると『「ヘアスプレー!」』と声を弾ませます。1960年代のアメリカを舞台に、ちょっぴりふくよかな女の子が人種差別などとも向き合いながら夢を叶えていく物語。『見た目で判断しないというメッセージも詰まっていて、本当に大好き!』。
自身のブランド“Tostalgic Clothing”にもその想いは健在です。『1980〜90年代のアメリカカルチャーを彷彿とさせる雰囲気で、日焼けしていても、そばかすがあっても、ぽっちゃり体型でも、今の自分を最高って思える服を届けたいんです』。
最後に素敵な言葉をいただきました。
『みんな毎日すごく頑張っているのに、気づいていない。今日は寒かったのに、この時間にここに来ただけで偉いんですよ! 小さなことでも自分を褒めていたら、それが自分の基盤になるはず。私たち、偉いんです!』と。
続けて、『私なんて、今、脚を開かずに座っているだけで“自分偉い!”って思ってますから(笑)』と
最後まであたたかく、前向きなメッセージを届けてくれました。
自分を褒めて前向きに捉える。少し考え方を変えるだけでポジティブな暮らしにつながるので実践してみてはいかがでしょうか?