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学ぶ側の目線も大切にしていきたい。ヨガクリエイターayaさんインタビュー(後編)

前編では、生活のリズムを整えることやストレス対処法、休日の過ごし方などをayaさんに伺いました。後編では、リラックスするためにしていることや、ハマっていること、将来に向けて挑戦してみたいことなどをお届けします。

ayaさんプロフィール

クラシックバレエ、ボディワークアウト、呼吸法などを取り入れたオリジナルのプログラム指導を続ける中でヨガと出会い、深い世界観に共感する。ハタヨガ、ハタヴィンヤサ、アシュタンガ、シヴァナンダヨガなどを学び、自身の20kg以上の大減量にも成功。
食、美、健康、ボディメイクなど「美しく魅せる」をテーマに、オリジナルのクラスを月200レッスンこなし、女性からはもちろん、男性、アスリートなどからも支持されているヨガ界の先駆者的存在。ヨガの枠にはまらず新たな領域で挑戦を続けている注目度ナンバーワンインストラクター。

https://www.instagram.com/beauty.switch_official/?locale=ja_JP
https://avex-management.jp/artists/athlete/AYA00
――リラックスするためにされてることはありますか?

aya:ここ2・3年はサウナに通っています。でも、あまり熱いのは得意じゃなくて、サウナーではないんです。3分から5分くらいサウナに入って、水風呂には入らず外気でゆっくりすることを繰り返してリセットするための時間にしています。マイルドに楽しんでいる感じです。実は今日も行ってきました。その日、移動とかあって結構つらいかなと思ったりすると朝から行ったりします。朝が多くて、だいたいお気に入りの決まったサウナに行きます。あとは、オイルマッサージは自分でしています。

――どんなオイルをお使いになるんですか?

aya:普通のアロマオイルです。夜寝る前なので、むくみをケアしてくれるような成分のものを使うようにしています。やるとやらないとでこんなに違うのかと感じています。全身できればいいんですが、なかなか余裕がないので足だけとか、腕だけとか部位に分けてオイルマッサージをしています。

――読者の方におすすめしたい部位はありますか?

aya:足とか腕とかは力が入りやすくて塗りやすいので結構変わるかなと思います。それと、太ももの後ろとかセルライトが気になると思うので、結構いいと思います。パッと流すように、あまり間を空けずに頻繁にする方がいいと思います。

――最近気になる事、ayaさんがはまっているものはありますか?

aya:マリンバですね。もともとピアノをしていたんですけど、木管楽器の音が結構好きで、マリンバの音もきれいなので。
ヨガクリエイターayaさん
――マリンバとの出会いは?

aya:たまたま気になる海外のアーティストさんがいて、きれいな音で弾いていていいなぁと。なんかちょっとやってみようかなと。自分で言うのもなんですけど、行動力がすごいあるんだと思います。仕事ではないし、ダメだったらやめればいいくらいの気持ちで。すぐに東京のマリンバ教室を検索して、とりあえず行ってみる。どのジャンルもそうだと思うんですけど、大人になって自分の興味のあるものを学ぶってこんなに楽しいものなのかって思っています。
それに普段は生徒さんが学びに来てくださっていて、生徒さん側の気持ちは常に忘れないようにしています。自分が学ぶ側の立場になることで、こういう風な感じだと生徒さんは嬉しいのかな、など自分を客観的に見ることができることもいいと思います。

――先ほどのセミナーの中でも、「出来ない側の気持ちを忘れない」とおっしゃっていたのがすごく印象的でした。

aya:やっぱり、先生ってすごいなって思います。点心の小籠包でも編み物でも、全くゼロの状態からできる状態まで教えてくれるんです。それは多分ヨガの世界でも一緒なんですよね。すごく体が硬くても大丈夫になるんですよ。

――将来に向けて、何に挑戦してみたいですか?

aya:仕事の面では、今まではどちらかというと比較的若い世代の方たちにいろんなことをお伝えしてきたんですが、子育てがひと段落された方とか、今シニアといっては申し訳ないぐらいシニアの方がすごく元気なので、そういった年齢を重ねた方たちにも教える機会が増えるようにチャレンジしていきたいと思っています。
やはり、年齢を重ねた時に元気じゃないとやりたいことができなかったりしますよね。ただ長生きするのではなく元気で。今、認知症とかもありますよね。それに、女性はやりがいや生きがいがないと、多分弱ってしまうと思うんです。そういう意味でも、何か人が集まれるコミュニティの輪を広げる活動とかできたらいいなと思っています。

――趣味やプライベートの面でも、伺ってもいいですか?

aya:趣味だと、今お料理もたくさんしているので、いずれ地元でお料理教室のようなものができたらいいなと思っています。ただ自分の性格上、都会にいることと、自然の中にいることと両立したほうがうまくかみ合っていくんだろうなとは思っています。なので、両方を行ったり来たりしながらそういう活動をしていけたらと思います。

取材を終えて

日々忙しく仕事をしながらも、心と体にやさしい丁寧な暮らしを大切にしているayaさん。今の自分にとっての幸せの価値観や、講師として「学ぶ側の気持ちを忘れない」というお話が印象的でした。自然体でありながら、自分のペースで歩みを進めるayaさんの姿からは、健康・趣味・仕事のバランスを心地よく整えながら生きるヒントがたくさん詰まっているように感じました。