「骨格ゆるしめメソッド」を考案された、下半身痩せ専門家の神谷かのみさん。
ステージでは、「緩める!締める!」のメリハリを学びながら足裏をほぐし、多くの来場者が心地よいリフレッシュ感を体験していました。
インタビューでは、メンタル面も含めた神谷さん流のリラックス法や、日頃から実践している心と体の整え方、さらに今後挑戦したいことについて伺いました。
疲れているときこそ、動くのがリラックスのコツ
―― 現代人がリラックスできない原因は、どんなところにあるのでしょうか。
外側の刺激が多すぎますよね。
自分の身体と心に向き合う時間が少なすぎて、リラックスするのが難しくなっていると思います。
―― 神谷さんご自身が気を付けていらっしゃることは?
私の仕事は身体と心が資本なので、自分と向き合う時間を、スケジュールの一つとして組み込んでいます。トレーニングやボディケアなどをカテゴリーごとに分け、仕事の予定と同じようにスケジュールへ組み込んでいます。本来の自分の身体に戻してあげることが大事で、これを怠ると身体に不調が出てくるんですね。激しく筋トレをするというよりは、ニュートラルにしていくという感じです。骨格を「緩めて締める」ストレッチを意識して調整しています。
―― 特に身体のズレや崩れの原因になるしぐさはあるんでしょうか。
同じ姿勢でずっといることがいちばんいけないんですよ。
足を組むこと自体は悪くないのですが、右を組んだら左もという風に、左右均等を意識してバランスをとればいいと思います。
座り仕事の人は、時々立って固まらないようにした方がいいですね。
ポイントは「仙骨」の角度!筋トレなしでヒップアップ
―― 神谷さんが考える「本当にリラックスする」とはどういう状態ですか?
リラックスは「心と身体の緊張をほぐすこと」だと私はとらえています。
通常「リラックスする」といえば、ソファでスマホを見ながらゆったりと動かないイメージがあると思いますが、これはけっこう筋肉を過緊張させていて、リラックスになっていないんです。
ストレッチなど身体を動かすことで、筋肉が緩み、本当の意味でリラックスできる状態になります。
リラックスをしたいなら、動くこと!これが本来のリラックスに繋がるんです。
―― 神谷さんが考える「癒し」と「回復」の違いは?
「癒し」はその場、その時心地いいというイメージです。一方で「回復」は次の日に動ける身体にリセットすることだと思っています。
だら~んとするのは、一瞬心がほっとするような気になりますが、身体は崩れているので翌日になっても全然疲れがとれないですよね。リラックスしたはずなのに、翌日身体が硬く感じるのはそれが原因です。
あとは、呼吸もしづらくなっていますね。
―― 神谷さんは、おうちではあまり座られない?座る時意識していることは?
めちゃくちゃ座ります。
座るときに必ず、意識してほしいポイントは、「仙骨を10度の角度に立てること」です。
これを行うことで骨盤が締まるんです。筋トレをしなくてもお尻が上がりますし、くびれもできます。
―― 神谷さんがご自身でリラックスするときに心がけていることは?
身体に向き合う時間を大切にしています。
呼吸を大切にしていて、呼吸ができる身体に戻すエクササイズをしています。
身体が整っていると、呼吸がしやすく、空気をたくさん吸うことができるんです。
「足裏歩行」という、足の裏を意識した有酸素運動をするのですが、足の裏は全身の臓器に繋がる反射区がいっぱいあるので、巡りがよくなって驚くほど回復します。
ストレッチした翌日の心地よさを身体が知っているので「疲れたときほど動こう!」ってなります。
一日のスタートを切る朝いちばんは、効果的なのでおすすめです。
大切なのは十分な睡眠と、自分の「いい状態」を知ることから
運動以外に自分を整えるために神谷さんがされているのは「睡眠」。
12時間以上寝ることもあるそうで、ゴールデンタイムを意識して、22時就寝の5時起きを目標にされているそうです。
―― 自分らしく整うために大切にされていることは?
自分をニュートラルな状態に持って行くことです。自分が心地いい状態、満たされている状態ですね。
昔の自分はこれを知らず無頓着になっていたんです。
まず、自分がどうあれば「いい状態」なのかを「知る」ことが大切です。
―― どうしたら「いい状態」はわかりますか?
いい状態だと森林浴しているかのように呼吸ができるんです。
心の状態が悪くなる時って、本当はやりたいのにやれていないとか、タスクが終わらないとか、自分を犠牲にして後回しにしていることが多いんです。
自分の気持ちが「ウキウキ」する方を選んで
日々の選択でどちらを先にすべきか、何を選ぶべきか?選択に迫られ悩むときがあります。
神谷さんも昔は、「先輩が言っているから、きっとこちらがいいのだろう」と、周囲の意見を基準に選択することが多かったそうです。ところが、その積み重ねが次第にストレスとなって自分の中に溜まっていくことに気づいたといいます。
ポイントは、「心が躍る方を選ぶ」こと。
全てをこの基準で決める勇気を持ってから、心の状態がよくなり生きやすくなったそうです。
―― セルフチューニングの仕方のコツは?
一番最初にやるべきは、「自己理解」です。
・自分は何が好きで何が嫌いなのか?
・どういう人とつきあいたい、つきあいたくないのか?
人間関係、住む場所、すべてを紙に書きだしました。
自分がしたくないことはしない、嫌いな人とは付き合わないことを徹底した結果、心がとても楽になったので、ぜひ、みなさんにもやってもらいたいです。
―― 最後に、神谷さんがこれからチャレンジしたいことは?
「コンプレックスは宝物だよ」というのを軸として脚痩せトレーニングをしていますが、もう一つチャレンジしたいことは「エステ」の授業なんです。
私自身も、1000万円以上かけてきたんですけれど全然痩せなかったんです。
すごく悔しい思いをしたので、今の「骨格ゆるしめメソッド」と融合させて、「マジで結果がでる」下半身痩せ日本一のエステ専門店を作りたいと思っています。
プロフィール:神谷かのみ
骨格・下半身痩せ専門家。ALA美脚学校®代表。医療系国家資格取得後、解剖生理学に基づいた独自の「骨格ゆるしめ」メソッドを確立。延べ3,000名以上の指導実績を持ち、ショップチャンネル出演や著書出版など多方面で活躍。「日本人女性のコンプレックスを宝物に変える」をミッションに、YouTubeやSNSを通じた活動にも尽力している。
取材を終えて
神谷さんは、12万人の女性にこのメソッドを伝えていくというミッションを掲げていて、コンプレックスを宝物にする女性、体から自信を持って自分らしく生きていく女性を増やしていくことを人生の目標にしているとおっしゃっていました。
研究に研究を重ね、自身の体と心に向き合ったからこそ出てくる力強い神谷さんの言葉に、多くの女性が勇気づけられると思いました。神谷さんの今後の活躍とさらなる飛躍が楽しみです。
まとめ
・疲れたときほど、動くことを意識。翌日の回復力が期待できる
・座るときに「仙骨を10度立てる」ことを意識することで、無理な筋トレなしで美尻とクビレが手に入る
・他人の目や外側の基準を気にせず、自分の心が「ウキッとする」心地よい選択を信じて自分軸で生きること