夏が近づき、クーラーや冷たい飲み物などで内臓が冷えやすい季節になりました。そんなときこそ「温活」を意識して、心も体も健やかに過ごしたいもの。今回は、モデル・タレントとして活躍する谷川りさこさんに、日々実践している温活や食生活、体作りの秘訣について伺いました。
谷川りさこさん プロフィール
1990年5月29日生まれ 大阪府出身
「GINGER」のレギュラーモデルとして活躍し、モードもカジュアルも着こなす幅広い表現力で、同世代の女性を中心に多くの支持を集めている。
2014 年10 月クールCX 系連続ドラマ「ディア・シスター」で女優としてデビューを果たし、2018年11月Netflix配信(同年12月フジテレビ放送)の人気リアリティーショー「TERRACE HOUSE OPENING NEW DOORS」に出演。
2020 年2 月公開「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」では初の映画出演を果たした。現在はモデル・女優・タレントとしてマルチに活動している。趣味はヨガ、ピラティス、酵素浴、料理、映画鑑賞。
https://www.instagram.com/risakoko/?locale=ja_JP
――健康のために続けていること、気をつけていることはありますか?
谷川:一番は温活ですね。私は酵素浴に週に1回通っているのと、毎日湯船に浸かることを実践しています。特にこれからクーラーや冷房で内臓が冷えやすい季節になりますので、そういう時こそ意識して温かい飲み物を飲むとか、お風呂にちゃんと浸かるなど、夏こそ温活をしてほしいと思っています。
――温かい飲み物でおすすめはありますか?
谷川:基本的に白湯がいいですね。白湯以外ですと、私はルイボスティーをよく飲んでいます。ルイボスティーは女性ホルモンのバランスを整えてくれて、生理痛緩和にも良いと聞いているので、積極的に飲むようにしています。
――女性ならではの悩み、例えば冷えからくる生理痛などに何かおすすめはありますか?
谷川:寝る時にパジャマに腹巻をしてお腹を温めるのが良いですね。結局、お腹は温めるしかないんです。内側から温めるには生姜や白湯も良いですが、やはり発酵食品ですね。納豆・キムチ・ぬか漬けなどの発酵食品を食べるようにしています。最近はニンニク麹や塩麹を使った料理にもハマっています。できるだけ発酵食品を摂って、内側から腸内を温めることを意識しています。毎食は難しいですが、納豆かキムチは2日に1回くらい食べているかもしれません。ぬか漬けも発酵成分が豊富で、善玉菌を増やしてくれると言われているのでおすすめです。
ヨーグルトも発酵食品ですが、体を冷やすことがあるため、私はあまり乳製品を摂らないようにしています。白いものは体を冷やす傾向があるという考えから、牛乳なども避けることが多いです。これは人それぞれ合う、合わないがあると思いますが、私自身は避けることが多いですね。白米は好きなので食べていますが、その代わりにパンやパスタなどの小麦粉を使った食品は控えています。
――小麦粉を避けることで何か体への影響は感じますか?
谷川:アレルギーや花粉症があるのですが、小麦粉は腸内に張り付きやすく依存性も高いので、腸内環境を悪くする原因の一つとも言われています。グルテンフリーにするとアレルギーが治るという話も聞きますし、実際に治った友人もいます。小麦粉を完全に避けるのはなかなか難しいので、控える程度にしています。
――間食で気をつけていることはありますか?
谷川:元々甘いものがそんなに好きではないので、スイーツ系よりもスルメやおせんべいなどの塩気のあるものを食べることが多いです。お酒のアテのようなものになることが多いかもしれません。毎日ストイックにするのではなく、たまにはチートデイを作るのもストレス発散になるので、少しつまむくらいは自分に甘くしてあげるようにしています。あまり厳しくしすぎると続かないですからね。
――休日やリラックスタイムはどのように過ごしていますか?
谷川:犬を飼っているので散歩に行ったり、友人とランチをしたりすることが多いです。雨の日など外出できない時は一日中韓国ドラマを見て過ごします。私にとって韓国ドラマを見ることが大きなストレス発散になっています。
――韓国ドラマは何が好きですか?
谷川:最近は「弱いヒーロー」「おつかれさま」「二番目の夫」「悪縁」 などを面白く見ました。もうすぐ始まる「イカゲーム」も楽しみです。見たいドラマや映画は口コミで決めることが多いですね。韓国ドラマは頻繁に見るのですが、それが私のストレス発散であり趣味であり、リラックスタイムにも繋がっています。
――運動はどれくらいの頻度でどのようなことをしていますか?
谷川:週に1回パーソナルトレーニングに通い、毎日ラジオ体操をすることを目指しています。毎日というのは難しい時もありますが、ほぼ毎日行うようにしています。最近ラジオ体操は再び注目されていますよね。
――ラジオ体操を始めてから何か変わりましたか?
谷川:3ヶ月ほど前から始めたばかりですが、朝起きて体がしんどいな、今日仕事に行きたくないなという時でも、ラジオ体操をすると全身の血行が良くなるのを感じます。全身運動なので、トレーナーさんも理にかなっていると言っていました。血流促進の動きなので温活にもなりますし、代謝も上がって朝からすっきりとし、本当に体が軽くなるのを感じます。
――パーソナルトレーニングはどのような内容ですか?
谷川:筋トレと有酸素運動を組み合わせて行っています。毎回お尻は必ず鍛えています。年齢と共に下がってきてしまうので。お尻は体の中でも大きな筋肉なので、たるみやすいんですね。アメリカではヒップトレーニングを欠かさず行うそうですよ。
お尻のトレーニングは、トレーナーの指導でワンレッグなどのお尻に効くスクワットを行ったり、ハムストリングスも鍛えています。あとはやはり背中ですね。30歳を超えてくると背中に肉がつきやすくなり、年齢が出やすい部分なので、必ず背中も鍛えるようにしています。
――モデルさんのようにスタイルを保つ秘訣はありますか?
谷川:私は背中とお尻、くびれや胸など全身を鍛えていますが、主にお尻と背中を意識して鍛えるといいと思います。パーソナルトレーニングはお金と時間がかかるので、週に1回くらいが続けやすいのではないでしょうか。回数を増やすよりは、週に1回でもコンスタントに続けていくことが大切だと思います。