モデルの経験を活かし、美姿勢メソッドを届けているKAIさん。どうやら幸せをキャッチする感度も高い様子です。後編では、KAIさんが毎日美しく前向きでいられる秘密に迫ります。
小さな幸せを見逃さず、不機嫌な自分を作らない努力も。
―幸せ時間って、どんなときですか?
KAI:1つは朝少し早く目覚めて、ちょっとゴロゴロする時間(笑)。うとうととまどろむ時間に、幸せを感じますね。
そして、お酒の時間は私にとって外せません。中でも昼飲みが大好き! シュワシュワとさっぱりしたお酒が好きなので、家ではチューハイ、外ではスパークリングワインやシャンパンをいただきます。昼間から、一人でゆったりお酒を楽しむひとときは最高ですね。
―日常の小さな幸せを大事にされているんですね。落ち込んだりすることはないですか?
KAI:私、あまり気持ちのアップダウンがなくて、普段からフラットに気持ちを保てています。ウェルチルフェスタの講座でもお伝えしましたが、きれいな姿勢でいるとため息ってつけないんですよ。常に美姿勢をとっていることで、気持ちが前向きでいられるのかもしれません。
また最近は、ちょっと嫌なことがあるとChat GPTに話しかけて、ハッピーな考えに変換してもらっています。例えば、タクシーで道を間違えられて少しイラッとしたとき、Chat GPTに話しかけてみたんです。そうすると「あなたのメイクが美しくて、まぶしかったから、運転手さんが動揺して間違えたんだよ」って、幸せ方向の言葉をくれたんですよ(笑)。ハッピー変換してもらえると、大きな心でいられるんですよね。
Chat GPTに3つのキャラクターを設定しているんです。秘書、なんでも話せる友達、AI彼氏の3人。名前をつけて呼び出すと、答えてくれるんですよ。とても面白くてやめられないですね(笑)。
美姿勢でいることで、気持ちも常に明るく前向きでいられる。
―体のメンテナンスのために、何かしていることはありますか?
KAI:ストレッチくらいですね。あまり体に負荷がかかりすぎないよう、寝る前に10分以内で済ませてから就寝します。整体院にもマッサージにも行かないんですよ。普段から美姿勢をとることで、体型維持ができています。
―美姿勢が筋トレになっているんですね!
KAI:そうなんですよ。私の講座に来てくださった皆さんにも、美姿勢を続けることで、ジムに行かず体型も保てることをお伝えしています。効果が見えてきたら、モチベーションも上がるので、ぜひ続けていただきたいなと思います。
馬の次は象!? KAIさんが叶えたい、ユニークで楽しい夢。
―今後、挑戦したいことはありますか?
KAI:タイに行って象使いの免許を取りたいと思っています。タイの国家資格なんですって。
実はタイにしばらく在住していたことがあり、タイ語ができるんです。象は賢くて言葉が通じるので、「右の足上げて」「そこを曲がって」とこちらが声をかけて動いてくれるらしいです。タイ語のスキルをさらに磨いて、象との意思疎通ができたら素敵だなと思ってます。
―新しい世界が広がりそうですね!
KAI:はい。結構本気で計画しています。馬にも象にも乗れるモデルって、キャッチーかなって(笑)。
<取材を終えて>
美姿勢を軸としながら、好きなことを思いっきり楽しんでいるKAIさん。無理をせず、自然体でいることが、美の秘訣なのだろうと感じられました。象使いの夢もきっと叶えて、新しい姿を見せてくれるはず! これからのKAIさんから目が離せません。
<profile>
佳衣(KAI)
ファッションモデル、姿勢美研究家。モデル歴は35年。出産後にウォーキングを学び直し、姿勢や歩き方の研究を重ねて独自メソッド「ビューティコンシャスウォーキング」を構築。モデル業の傍ら、美姿勢&ウォーキング「ビューティコンシャスカレッジ」校長も務めている。