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\食の処方箋/肩こりの場所は首筋?肩甲骨周り? 痛む場所で整える薬膳レシピ 〜頑張りすぎた暑い日の首と肩に〜 夏野菜と楽しむタイ風肉団子

「肩こり」と言っても、理由もコリを感じる場所も様々。首筋から肩にかけてこりやすい人は、緊張やストレスで体に力が入り、常に交感神経が優位で、気や血の巡りが滞ってることが多いとされています。

中医学では、首筋の張りやこわばりには「肝」の働きや血の巡りが深く関係すると考えます。また、痛みやコリは「血行不良」によって生じると考えられているのもポイントです。

さらに「肝」の働きが乱れると、足がつりやすい、寝違えやすい、筋肉がこわばるなど、「筋」に関係するトラブルが起こりやすいとされています。

そこでVol.1に続き「肝」のめぐりを整える青い食材(青背の魚や緑の濃い葉野菜)や、酸味のある食材(お酢やレモン)、香りのよい食材(香味野菜や柑橘類)を取り入れた、肩こりに悩む方におすすめの“めぐらせレシピ”をご紹介します。

〜頑張りすぎた暑い日の首と肩に〜 夏野菜と楽しむタイ風肉団子

合いびき肉に青と赤のピーマンのみじん切りを加えて、ナンプラーで味付けたタイ風肉団子です。生地の中にくず粉を加え、肉団子の舌触りをふんわりと。添えた甘酢でさっぱりと食べられるうえに、血行促進効果でこわばった筋を緩めます。
【材料】2人分
•    合いびき肉 200~230g
•    赤パプリカ 60g 種とへたを取ってみじん切り
•    ピーマン 60g 種とへたを取ってみじん切り
•    にんにく 5g みじん切り
•    くず粉(粉末タイプ)大さじ1と2分の1
•    水 大さじ2
•    ナンプラー小さじ2分の1
•    塩コショウ 少々
•    こめ油(揚げ油)、飾り用レモンくし切り 適量
•    もしあれば市販のグリーンカレーペースト(またはレッドカレーペースト)10g

※グリーンカレーペーストやレッドカレーペーストを肉団子の生地に加えると、ハーブやスパイスの風味が加わり、ぐっと本格的にさらにおいしくなります。もしあれば試してみてください!

(薬膳スイートチリのつけだれ)
・米酢 大さじ2
・きゅうり 15g みじん切り
・にんにく 3g みじん切り
・鷹の爪 2分の1本分 輪切り
・ナンプラー 小さじ1
・きび砂糖 大さじ2
・レモン汁 小さじ1
【作り方】
1.ボウルに合いびき肉、赤パプリカ、ピーマン、にんにく、くず粉、水、ナンプラー、塩コショウ、
  あればタイカレーペーストを入れて全体を良くこねる
2.こめ油を熱し、1の生地を一口大より小さめに丸めて、カラリと揚げる
3.つけだれの材料を合わせておく
4.器に盛り付け、つけだれにくぐらせていただく
効能
合いびき肉(牛肉や豚肉)で体液を増やし、夏野菜のピーマンで血行を促進します。にんにくや鷹の爪、ナンプラーの発酵調味料で、夏の冷房によるめぐりの悪さを改善。きゅうりのさわやかさで清涼感をプラスします。
赤堀真澄 写真
赤堀真澄
幼い頃からの不調を薬膳で改善したことで、薬膳を自らの道に選ぶ。香港で学んだ本場の中医学を基に、実践しやすい食のセルフケアで体質改善のサポートを届ける。一般社団法人日本食医食美研究会の代表理事や国際薬膳学院の学院長、和学薬膳®協会の理事長も務め、大学などでも指導。2022年からは梅花女子大学でも教鞭を取り、若い世代に向けた薬膳知識の普及にも尽力する。国際中医師、和学薬膳®博士、唎酒師と、数々の資格も保持。
まとめ
・首筋の張りやこわばりは、「肝」の働きや血の巡りが関係すると考えられている。
・夏の冷房で滞りがちな血の巡りに着目した、こわばった筋をやわらげるレシピをご紹介。