8月のウェルチル「食の処方箋」では、これまで3回にわたり、
首筋や肩甲骨周りのコリに向けたレシピをご紹介してきました。
肩こりの原因はさまざまですが、
中医学では、肩甲骨周りのコリには「心」や血の不足が関係すると考えます。
そこで4回目となる今号も、前号に続き、肩甲骨周りのコリにおすすめのレシピをご紹介します。
血を補うとされるカツオを使い、肩甲骨周りのこわばりをやわらげる、レシピです。
〜血を補い、ガチガチの肩甲骨周りの血行を促進する~ カツオのたたきと夏野菜のごちそうサラダ風
心の血液を補う「赤い食材」と血行促進効果の高い夏野菜を組み合わせて、
主菜級のごちそうサラダに。ポン酢以外のカツオのたたきの新しい食べ方を発見できますよ。
【材料】(2人分)
• カツオのたたき 120g (大きさを2~3等分に切っておく)
• アボカド 1個 (皮と種をむいて一口大に切る)
• ミニトマト 100g分 (ヘタを取って半分に切る)
• なす 100g (1センチ程度の輪切りにする)
• 甘長とうがらし(またはピーマン)30g (種を取って斜め切り)
• 水大さじ3
• オリーブオイル大さじ2
• 塩コショウ少々
(ごちそうサラダのタレ)
• オリーブオイル 20㏄
• レモン汁 30㏄
• みりん 大さじ1と2分の1
• 醤油 大さじ1
• 白いりごま 適量
【作り方】
1.フライパンになすと甘長とうがらし、水大さじ3を入れて蓋をして弱火で火を通す。
2.なすが柔らかくなり水気が飛んだら、オリーブオイル大さじ2を回しかけて、
塩コショウしてから両面をこんがり炒める。(こうすると少ない油でも、なすがとろりとなる)
3.白いりごま以外の、たれの材料をよく混ぜ合わせておく。
4.2にアボカド、トマト、カツオのたたきを合わせて、
3のたれを全体にざっくり和え、仕上げに白ごまを振る。
効能
カツオとトマトの「赤い食材」コンビが血を増やし、アボカドとなす、甘長とうがらし、オリーブオイルで血を流します。心の血液を増やし、肩甲骨周りのこわばりを取る血行促進効果の高い夏野菜との組み合わせのごちそうサラダです。ぜひお試しください!
赤堀真澄
幼い頃からの不調を薬膳で改善したことで、薬膳を自らの道に選ぶ。香港で学んだ本場の中医学を基に、実践しやすい食のセルフケアで体質改善のサポートを届ける。一般社団法人日本食医食美研究会の代表理事や国際薬膳学院の学院長、和学薬膳®協会の理事長も務め、大学などでも指導。2022年からは梅花女子大学でも教鞭を取り、若い世代に向けた薬膳知識の普及にも尽力する。国際中医師、和学薬膳®博士、唎酒師と、数々の資格も保持。
まとめ
・肩甲骨周りのこりは、血を全身に巡らせる「心」の働きや、血の不足にも注目
・カツオのたたき×夏野菜で、血を補いながら巡りをサポート!食卓の主役になるごちそうサラダ