子どもから大人まで幅広く学べる書道教室のほか、アートと書を融合したパフォーマンスを届けるなど、意欲的に活動される書道家の禧虹さん。プライベートでは、2歳、6歳、11歳、12歳のお子さんたちの、育児にも奮闘中です。忙しい毎日を送られている禧虹さんのウェルチルなひとときや書への想いについて、お伺いしていきます。
今改めて、日本の伝統文化を勉強中。特に着物に魅せられて。
―今、夢中なことや気になっていることは
禧虹:書道を極めたいと考えた頃から、ずっと私自身のテーマになっているのが日本の伝統文化を知ることです。書道も伝統文化の一つですが、子どもの頃から習慣のように続けてきたものなので、伝統として捉える意識は薄かったです。今改めて、書道をはじめ、色々な日本文化を学び直しています。
その中でも今一番没頭しているのは着物でしょうか。ライブパフォーマンスや子どもの行事で着ることも増えたので着付け教室に通い始めました。着物を自分で着ることで姿勢や所作も意識するようになりました。どんどん着物の奥深さや魅力に引き込まれております。
―今日のお召し物も髪型もとても素敵です。
禧虹:ありがとうございます。着物を着るときは、和の美しさに乗せて、自分をどう見せるかを考えて工夫しています。今日の帯は義理の母から譲り受けたもので、稲穂の柄が織り込まれているんですよ。髪には金箔をあしらって、華やかさを出してみました。
家族と一緒の湯巡りで過ごすひとときを大切に
―お仕事、育児とお忙しいですが、禧虹さんのリフレッシュタイムは?
禧虹:温泉や銭湯が好きで、あちこちを巡っています。ゆっくりとお湯に浸かることで体の芯から温まり、自律神経を整える時間は大切ですね。一気にリフレッシュして、やる気がみなぎってきます。
スーパー銭湯はもちろん、街中にある昔ながらのお風呂屋さんが大好きです。大阪市内っていろいろなところにありますよね。靴箱の木の札があるようなレトロ感も大好き。また、時には贅沢に有馬温泉や城崎温泉などにも行きます。
―銭湯や温泉は、ご家族で行かれるのですか?
禧虹:そうなんですよ。夫も4人の子どもたちも、みんな銭湯や温泉が大好きなので一緒に巡っているんです。私にとって、銭湯・温泉巡りは家族との大切なコミュニケーションの時間ですね。
ボディメイクトレーニングを続け、大きなギフトがもたらされて
―健康のために習慣にしていることは?
禧虹:運営している書道教室と同じ建物で、義理の妹がボディメイクトレーニング教室をしており、私も教えてもらっています。筋トレを中心としたトレーニングです。仕事柄、座っていることも多く、頭痛や腰痛、また出産で開いた骨盤にも悩んでいたので始めました。結構ハードですが、脳がパッと覚醒するような感じで、心地いいですね。体を鍛えることで、体調が良くなり、嬉しいことに4人目の子どもを授かることができました。
4人目出産後も、産後の体調や体型を整えるために、地道にボディメイクトレーニングを続けています。自分のためにも家族のためにも健康的な美しい体づくりを目指しています。