いつもと同じメイクからの脱却。メイクを変えてより華やかな気分に。
セルフメイクプロデューサーのかじえりさんが大人でも使えるプチプラコスメでのメイクアップ術を披露してくれました。その様子をレポートします。
【登壇者プロフィール】
かじえりさん
セルフメイクプロデューサー/起業家
大阪府出身。10代の頃から人気タレントに自分の顔を似せる“真似メイク”で注目され、書籍を出版。現在はセルフメイクプロデューサー、メイク系YouTuberとして活動し、コスメブランド「Enamor(エナモル)」を展開。3歳の娘のママ。
“自分を好きになるメイク”でハッピーになろう!
ファッショナブルな秋スタイルで登場したかじえりさん、
普段は東京拠点としてYoutuber・インフルエンサーとしても活躍されています。
また、ご自身のブランドEnamor(エナモル)は「私が私を好きになる」をコンセプトに展開。『Enamorは英語で“魅了される、夢中になる”という意味。鏡の中の自分に夢中になってほしいと思って作りました』と。
まさに自分を大切にする“ウェルチル”のテーマにリンクするメッセージです。
元々は大阪のご出身ということで、地元大阪でのイベント出演をとても楽しみにしていたそう。
現在、3歳の娘さんの子育て真っ最中のかじえりさん。『忙しくて時間がなくても、メイクをはじめ美容はやっぱりハッピーを届けてくれます』と笑顔で話してくれました。
かじえり流、プチプラアイテムで作る“令和の大人メイク”にチャレンジ!
それでは、昭和生まれも、平成生まれも、令和顔になれる、プチプラアイテムを使ったメイク術を教えていただきましょう!
▶︎肌の土台作り
ファンデーションの前には必ず下地を。かじえりさんのおすすめは「カラー下地」。『30代以降はイエローのカラー下地が万能。くすみも赤みも飛ばしてくれます』。
下地で整えたら、コンシーラーで顔色をトーンアップ。
肌トラブルは下地段階でカバーするので、ファンデーションは薄く“コーティングする”イメージに。
フェイスパウダーは全体ではなく、フェイスラインなど部分的に乗せます。ツヤを残したい部分にはあえて乗せないで。
【ポイント】
1. 口周りはイエロー下地を重点的に
2. 下地初心者にはチップタイプが扱いやすくおすすめ
3. コンシーラーはクマ・口角・鼻周りに。ブラシで軽く“上から下へ”
4. ほうれい線は深い色のコンシーラーでカバーしてふっくら見える
5. ファンデは“薄く”が令和メイクの鉄則
6. フェイスパウダーはパフになじませて部分的にオン
【使ったアイテム】
・ Ririmew トーンアップカラープライマー
・ ピメル あざむきパウダー
▶︎チークで血色UP
『忍ばせる“バブみ”チークがポイント!』とかじえりさん。
肌は赤ちゃんぽく、パーツで大人っぽさを足すのが、かじえり流令和の大人メイクです。
今回使用したチークの色はベビーピンク。『2025年は日焼けチークが主流でしたが、2026年からは“ほんのり血色”のナチュラル系がくると予想しています』。
モデルさんにチークを入れると、一気に明るい印象に!
【ポイント】
1. 入れる位置は黒目の指一本下あたり
2. べったりではなく、スポンジでポンポンと“忍ばせる”ように
【使ったアイテム】
・キャンメイク クリームチーク 23番
▶︎アイブロウで顔を引き締め
眉毛は眉頭から眉山の平行感を意識。アイブロウアイテムの色選びはとても重要で、淡い色を選ぶとやさしい印象になります。
『黒髪でも淡い色を使うとふんわり仕上がりますよ』とアドバイス。
【ポイント】
1. 平行感を意識
2. 髪よりワントーン淡い色を
3. 濃い眉に悩む人は、淡色の眉マスカラでふんわりと
【使ったアイテム】
・ Fujiko x b idolマジカルアイブロウカラー
▶︎アイメイクで顔立ちをはっきりと
『アイシャドウも淡い色を選んで重ねて。まつ毛で盛るのがナチュラル仕上げのポイント』と、かじえりさん。
目の窪み全体にアイシャドウを入れ、目の際には、チップで濃いめの色をオン。
アイラインを引き、涙袋にピーチカラーのペンシルで色味を入れて大人の涙袋メイク完成。
ビューラー後、まずはマスカラ下地でまつ毛に束感を出し、黒のマスカラをあしらいます。
かじえりさんいわく『2026年は“ひじきまつ毛”が再来する予感。下まつ毛までしっかり盛ってみて!』
【ポイント】
1. アイシャドウは淡い色を重ね、立体感を
2. 眼窩全体に広めに入れる
3. まつ毛はクリアマスカラを下地にして束感を
4. マスカラは根元からすっと。縦持ちで力を抜き、鼻側に向かって1本ずつ
【使ったアイテム】
・ ケイト ポッピングシルエットシャドウ
・ ウォンジョヨン メタルシャワーペンシル リコッタピーチ
・ マジョリカマジョルカ ラッシュシルエットキーパー
・ ピメル 大うそつきマスカラ
▶︎コントゥアリングで立体感
シェーディング(影)とハイライト(光)で、顔に立体感をつけるコントゥアリングは、令和メイクに不可欠。『やらなきゃ人生8割損ですよ!』とかじえりさん。
まずシェードトリックを鼻先の両脇に入れ、鼻の下にも。次に、眉頭から鼻横へも影を入れます。フェイスラインはブラシを外回転させながら、顔の余白部分に影を入れます。おでこの生え際部分も重要ポイント。
最後にハイライトでツヤをプラスします。鼻根、目頭、おでこ、頬の上に入れていきます。『おでこのハイライトは重要です! おでこがきれいだと美人度がアップしますよ』。
【ポイント】
1. 目が寄り気味の人は目頭にはシェーディングを入れないように
2. おでこのシェーディングは生え際に。見えないくらい薄めに淡く
3. ハイライトは眉上にT字ではなく、おでこの真ん中から上に
【使ったアイテム】
・ Visee シェード トリック
・ Enamor ジュエリーグロウハイライター
・ Enamor メイクアップブラシ 扇形
▶︎リップ
今回選んだリップはダークベリー系のシアーな色味。唇の色を自然に底上げしてくれるタイプです。
最後にグロスでツヤ感を足して完成です!
【ポイント】
1. リップの色味はシアー系を選ぶと自然な発色に
2. グロスをつけるとさらに華やかさアップ
【使ったアイテム】
・rom&nd シアーティンテッドスティック / 05 ダッチココア
メイクを終えたかじえりさんは、『大阪のイベントは久しぶりで、どうやって大阪弁使おうか緊張していたんです。普段の動画では大阪弁全開でメイクのこと色々お伝えしているのでぜひ見てくださいね!』と笑顔で締めくくってくれました。
かじえりさんの軽やかなアドバイスで、モデルさんの顔がどんどん輝いていくのが印象的でした。
どのメイクアイテムもリーズナブルなので、ぜひゲットして“令和メイク”に挑戦してみてはいかがですか?