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自分に素直に。そして丁寧に。全てにおいて”いい塩梅”を目指すことが一番心地よい 沙央くらま インタビュー Vol.1

元タカラジェンヌの美容番長としても名高い沙央くらまさんに、美容のこと、今のライフスタイル、そして心身を整える方法をお伺いしました。ミュージカルや音に携わるお仕事をされている方だからこその、”整え方”もお話ししてくださいました。
沙央くらま ウェルチル インタビュー
ーー沙央くらまさん流の心身を整える方法は?

現在、子育て中で、エネルギッシュかつハイトーンで話しかけてくる子どもたちと常に接しているんですよ。その中で、「いかに自分のペースを保つことができるか?」が課題だったんですが、シンギングボールの低い音程を部屋で鳴らすと、心が落ち着くことがわかったので、たまにやっています。
ミュージカルをやっているので音に敏感なのかもしれませんが、ハイトーンの子どもたちの声をずっと聞いていると、低い音が聞きたくなるんです。「ボーン」というシンギングボールの低い音を部屋中に響き渡らせることによって空気と自分の”気”が整う感覚を楽しんでいます。

アメリカ在住でオペラをやっている私の弟が、瞑想の時間をとても大切にしているんです。
弟と「ハワイでシンギングボールを海辺で鳴らしながら瞑想する」というプログラムに参加した経験があり、瞑想の良さや、自分の内面を見つめる時間を大切にすることを教えてもらいました。
音に携わる仕事をしているからこそ、”音で心を整える”ことを意識的にしていますね。

そして、旅行をして、波や風の音を感じるということもしています。
土に触れるアーシングなど、五感で自然を感じることで”原点”に立ち返り、自分自身がニュートラルな状態になることができるんです。

できない自分を責めるのではなく、観察する

沙央くらま ウェルチル インタビュー
ーープレッシャーとの上手な付き合い方を教えてください。

心配事やプレッシャーは常にあるものだと思っていて、そこから逃げるのが好きじゃないんです。
”なぜプレッシャーに感じているのか?”を俯瞰で観察するようにしています。過去や自分の癖など、何か原因があるんです。嫌なことがあった時も同じで、目を背けるのではなく必ずその事象を観察するようにしています。

とある方に、『必死で頑張ります』と言ったら、『必ず死ぬと書いて、必死だよ。』と教えられて「ハッ」となったことがあるんです。必死じゃなくて、適度。”いい塩梅”で物事進めていかなくてはいけないんですよ。

ーー人間関係において、人との上手な付き合い方はどんなことだと思いますか?

宝塚時代からどんな立場でも、謝れたり、ありがとうが言える関係を築くことが大切だと思っています。
仕事も子育ても、完璧が全てではなく、かっこつけたり誤魔化さずに、どう乗り越えていくか。
そんな姿を見せていければ良いんだと思えた時にとても楽になれました。
ーー日々成長するお子さんに対する教育方針は?

子どもとのバランスの取り方も難しくて、「ここがいい塩梅だな!」という距離感を見つけたとしても、子どもは成長するので明日になったら、また適度な接し方を模索しなければならないんです。母として子どもを教育しようという気持ちより、子どもと一緒に学ぼうと思う毎日です。

素直に 焦らず 丁寧に 沙央くらまさん流”気持ちが整う”ライフスタイル

ーー宝塚時代から気をつけて実践していることはありますか?

基本的なことですが、「目を見て挨拶すること」です。
そして「焦らない」ことです。焦って物事を進めたら必ず失敗するんですよ。忙しいからといって、雑にメールを返してしまうと拗れるんです。なのでどんなに忙しい時でも「丁寧」を意識しています。つまり「丁寧にできる量・範囲・状態」を見極め、いい塩梅で仕事ができるよう努めています。
沙央くらま ウェルチル インタビュー
ーーご自身をご機嫌に保つコツは?

「素直に。嘘をつかない。」ですかね。
どうしても1人になって考えたいとか、ニュートラルな自分に戻りたいと思う時があるんです。
そんな時は、ちょっと子どもを預けて一旦カフェに行って、大好きなドリンクを飲みながらホッと一息つくようにしています。自分自身の気持ちに嘘をついて我慢するのではなく、素直な気持ちを話せる環境を作ることですね。

宝塚時代、なかなか先輩方に自分の気持ちを言えなくてモヤモヤしていたんですが、ある日思い切って自分の思いを先輩にぶつけてみたんです。すると先輩から『なんだ!そんなこと思ってたの!』と意外な言葉をもらえて、今後は思っていることを伝えてみようと勇気が出たことがありました。

そこから自分らしく生きることができるようになり、心が軽くなったことを覚えています。
沙央くらま ウェルチル インタビュー
終始笑顔で、さまざまなエピソードを交えながらインタビューに答えてくださる沙央くらまさん。
次号では実践している美容習慣や、内面から美しく輝く方法についてご紹介します。
お楽しみに
まとめ
・音に携わる仕事をしているからこそ、“音で心を整える”ことを意識している沙央さん
・プレッシャーや人間関係、子育てにおいて大切にしている“いい塩梅”
・「素直に。嘘はつかない」——自分らしく生きるための沙央さんの価値観