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vol.3 休日は変身! 日常も幸せになる忍者活動~蜉蝣さん~【私と誰かに、ちょっといいこと】

観光客をおもてなしするボランティア活動に参加している忍者「蜉蝣(かげろう)」さん。子どもの頃に友人の家で見た忍者の姿がかっこよく、憧れたことから興味を持ち、今では忍者として活動することが生きがいになっているそう。忍者「蜉蝣」さんの活動や、挑戦したいことをご紹介します。
忍者 蜉蝣 ウェルチル
ーー忍者に興味を持ったきっかけは?

小学生の時に、友人の家で戦国時代をテーマにしたゲームで遊んでいる時に、キャラクターの中に忍者がいて飛んだり、跳ねたり、早く走ったりと縦横無尽に動く様がかっこよくて、忍者に興味を持つようになりました。
その後、忍者のことをもっと深く知りたいと思うようになり、歴史の文献を読みました。「術」や「暮らしぶり」などに触れ、さらに忍者のことが好きになりました。
ーー姫路城ではどんな活動をしていますか?

「おもてなし」という活動で、忍者に扮して観光客の方と一緒に写真を撮ったり、姫路城の芝生広場で、殺陣を披露したりしています。この活動はボランティア活動なんです。私は「忍者 蜉蝣(かげろう)」としてパフォーマンスをしています。
ーー「おもてなし活動」に参加するきっかけは?

友人が「姫路忍者白鷺」に所属していて、誘ってもらったことがきっかけです。
年に1回姫路城で開催される「千姫ぼたん祭り」では、殺陣のシーンを披露するなどいつもと違ったちょっと迫力のあるステージを展開しています。
忍者 蜉蝣 ウェルチル
ーー体力をつけるためにやっていることは?

元々、接客の仕事をしていたのですが、忍者の仕事は体力が必要なので、平日の仕事を筋力がつく市場の仕事に転職したんです。10キロ、20キロの重さの段ボールを運んだりする仕事なので、とても筋力がつくんです。殺陣をするには筋力も必要なので、しっかり身体を作るために普段から鍛えられるように、平日から体を使う仕事を選んでいます。
忍者 蜉蝣 ウェルチル
ーー観客の方々からかけてもらったお声の中で印象的だったことは?

姫路城の観光を目当てに来られる方がほとんどで、たまたま私たちのパフォーマンスをご覧になって驚かれる方がほとんどです。
先日はフラッとお一人で姫路城に来られた年配の方と一緒にお写真を撮影させてもらったところ、『孫に見せるわね!いい記念になりました。ありがとう』と言って笑顔で帰っていかれました。また、殺陣のパフォーマンスを行うと『いいもの見せてもらいました』『楽しかった』『忍者さんに会えてよかった』と言ってくださる方もいらっしゃいます。
そういうお声をいただくと、「今まで頑張った甲斐があった。おもてなしをさせてもらってよかったな」と私も嬉しくなります。
ーー忍者「蜉蝣」の活動を通して、人生が豊かになったことは?

憧れていた忍者をプロ・仕事としてするかどうか迷った時、自分が「なぜ忍者の活動がやりたいのか?」がわからなくなり、結果プロとして活動することは断念しました。でも忍者としての活動を何もかも捨ててしまうことはしたくなかったんです。そんな思いを先輩に相談したところ、『形はどうあれ、自分が好きなことをやるのが一番だよ。好きを突き詰めていくとプロを超えることもあるんだよ。』とアドバイスをもらい、その言葉に救われました。
それでプロではなく、ボランティアで活動を継続していくことに決めました。
今思うと、「忍者・蜉蝣」がその時すでに私の"生きがい”になっていたんだと思います。

そして、先日、伊賀のお茶屋さんで一緒に活動していた方から『普通におもてなしするだけではなく、寸劇を入れたりちょっとした面白い演出を盛り込む蜉蝣さんと一緒に活動すると楽しくて、悩んでることも吹っ飛びました。いつもニコニコしているのでこちらも元気になりました』というお声をかけていただきました。自分自身の今後の活動の励みにもなりますし、活動を通して深まる、人との繋がりが私の人生を豊かにしてくれています。
ーーリラックスタイムにしていることは?

お香を楽しんでいます。忍者も昔、精神統一するためにお香を焚いていたと聞きました。
私も少しリラックスしたい時にはお香を楽しんだりしています。
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ーー今後挑戦したいことは?

バク転ができるようになりたいです。そして、ヌンチャクなどの新しい武器を使ったパフォーマンスに挑戦したいと思っています。

殺陣をもっとかっこいい動きでできるようにもなりたいです。殺陣は「職人技」だと思っています。

ブルースリーとかの映像を見て、研究して蹴りの高さや動きを習得することもしています。
忍者「蜉蝣(かげろう)」
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取材を終えて

子どもの頃に知った忍者に憧れ、夢を叶えて活動を続けることが今では生きがいになった蜉蝣さん。”生きがい”を見つけ、活動を披露する環境と、仲間に恵まれていることはとても幸せなことですよね。
人生100年時代を迎える今、心身ともに健やかな状態を保つには、自分が一番心地よい場所を持つことも大切な要因の一つ。蜉蝣さんは休日の活動のために、筋力をつける仕事を選び、日々鍛錬することで土日の活動がより楽しみになると、キラキラした眼差しでお話してくださったのが印象的でした。
ウェルチル 番組
番組「ウェルチル 私と誰かにちょっといいこと」

関西テレビ放送で毎週水曜よる9時:54分放送(関西ローカル)
次回もお楽しみに。