「わたしのウェルチル」では、素敵な人生を送る方々に、ご自身のウェルビーイング&チルな時間をお聞きします。今回は火曜よる11時ドラマ火ドラ★イレブン「御曹司に恋はムズすぎる」で、主人公の恋のライバルであり主人公たちの上司役を演じる小関裕太さんにお話を伺いました。
火曜よる11時ドラマ火ドラ★イレブン「御曹司に恋はムズすぎる」
高い壁を乗り越えた瞬間が楽しい
ーー日々の生活の中で楽しいと思える時間はいつですか?
俳優としていろいろな作品に携わる中で、自分らしい作品はリラックスしてできる楽しさがありますが、一方で自分の殻を破らないとできない役に出会うと燃えます。役に取り組むなかで、それまでできなかったことができるようになった、超えられそうにない壁を乗り越えた瞬間がいちばん楽しいです。そういう日の仕事の帰り道の夕日は、より美しく見える気がします。
ーープライベートやリラックスタイムで楽しいことはどんなことですか?
僕は幼稚園の年長のころから好きな作品がありまして、その集めてきた作品のグッズを飾る棚を作るのがすごく好きです。毎回見に行っていた試写会のパンフレットや、映画で使われたアイテムのレプリカ、出演者・原作者のサイン入りのグッズ、実際の撮影で使われたものなどを飾っています。その棚を眺めているだけでわくわくする、手に取りたくなる置き方をいろいろと試行錯誤するのが好きですね。
今はその棚が部屋の壁いっぱいに並んでいるのですが、今年はさらにもう1つ増やしたいと思います。
柔軟性が高く動ける体づくりのために
ーー体や心の健康を保つためにどんなことをしていますか?
大変なことやストレスになることも、乗り越えれば成長したり新しい自分に出会えたりしますが、無理をしすぎて自分が崩れてしまったら意味がないですよね。自分がわくわくする気持ちが崩れてしまいそうなことは、避けるように意識をしているかもしれません。
フィジカルを保つことがメンタルを守るための1つだと思うので、体づくりも大事にしています。とくに針治療には習慣的に通っています。スケジュール的になかなか難しいんですが、できれば3日に1回は行きたいくらいです。柔軟性が高く動ける体をめざしているので、信頼している針治療の先生と会話しながら、ほぐすだけではなく体を作ることを意識して治療してもらっています。ほかにもジムのトレーナーさんに相談したり、ピラティスや食事なども取り入れたりしながら、体づくりに取り組んでいます。
ーー100 歳まで生きるとして、どんな暮らしをしたいですか?
僕は100歳まで生きたくないですね(笑)。あと数年で命が終わるとしても後悔のない過ごし方をするほうが、最近の自分には合っているのかな、と。以前は、長い目で見て10年後20年後、笑えるような生活のために今頑張りたいと思っていましたが、そういう思いも片隅にありつつ、今を楽しめたらいいなと思います。おいしいごはんを食べたいし、旅行もたくさんしたいし。今をいちばん楽しみたいです。
ーー今回のドラマでは、成田役としてどういうところに注目して楽しんでほしいですか?
成田は頼れる敏腕上司で欠点がないくらいの人物である一方、恋のライバルである昴は、ナルシストの御曹司でツッコミどころ満載のキャラクターです。でも回を重ねるごとに昴の成長が見えて愛おしさが増してくると思うんです。ストーリー展開の中で昴と成田がいいライバル関係になってくるころに、成田の新しい一面が見えるシーンがあるので、ぜひ楽しみにしてほしいです。成田の新展開が見えたときに、みなさんがどんな反応をしてくれるか、僕も楽しみにしています。