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【熱中!ウェルチル!】第9回:エンタメの最前線で考える、“心地よく働く”ということ  「目の前のことに向き合っていたら、憧れに近づいていた」“心を動かすプロモーション”で作品を多くの人に届ける

何かに熱中している時は、幸せで充実感を得やすいもの。”働く”時間も人生を楽しむ時間に変えている方にその秘訣をインタビューするこのコーナー。第9回はエンターテインメント企業WOWOWの番組宣伝として数々の話題作を世に送り出してきた日髙さんにお話を伺いました。コンテンツと本気で向き合う日々、そして“心の豊かさ”の理由とは。

エンターテインメントの最前線で輝く、日髙夏子の“心地よく働く”仕事術に迫る

エンターテインメント企業のWOWOWで 会員事業戦略局 宣伝部に所属する日髙夏子さんは、WOWOWが放送・配信するコンテンツの全社的に最適なマーケティングをプランニングするプランナー、そして広告出稿を担当されています。

さらに、宣伝業務でこれまで培った知見を活かして、大型番組の総合的な宣伝戦略を練る宣伝プロデューサー的な立ち位置を今後担当する予定です。

『担当が複数あるので、業務量で言うと忙しい方かもしれないです。でも、自分なりのバランスを保ちながら楽しく働いています。』と話す日髙さん。多忙を極める中でも楽しく働くことができる秘訣をお聞きしました。
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会員事業戦略局 宣伝部 日髙夏子さん

キャリアが10年を超え、宣伝プロデューサーへ。求められる視座の変化

「宣伝の仕事に携わりたい」という想いを胸に、就職活動を続けていた日髙さん。
入社後は、宣伝部に配属されました。その後、ジョブローテーションで他部署を経験しながら力を磨き、再び宣伝部に戻ってきました。

今では十数年のキャリアがありますが、また違う難しさを感じているといいます。
『宣伝の実務はある程度慣れて来ました。でもプロデューサーやプランナーの立場になると、熱意だけではなく全体を俯瞰して見なきゃいけない。プロジェクトを推進していく中で、チームとして携わってくれているメンバーたちにどうすれば前向きに取り組んでもらえるのか。どんな言葉なら届くのか。熱量だけでは越えられないことが出てきます』

特に苦手だと語るのが“数字”。
『もともと超文系で、本当に数字が苦手なんです。でもプランナーやプロデューサーはプロジェクトの成果を数値で読み解く力が必要なので、毎回泣きそうになりながら数字と戦っています(笑)苦手な部分は頼りになるメンバーにサポートしていただきながらなんとか向き合うことが出来ています』と日髙さんは笑顔で語ってくれました。

「好き」が原動力になる。エンタメを届けるという喜び

大変なことも多いが、やりがいも大きい。
子どもの頃から映画や海外ドラマ、舞台などエンターテインメントが好きだった彼女にとって、憧れていたコンテンツに関わっていた方や日本や世界で活躍する表現者の方と仕事で関われること、その想いや熱量を直に感じることが幸せだといいます。

コンテンツを生み出す側の“想い”に触れ、作品に込めた情熱や背景を直接しっかりと聞き、精一杯理解することで自身の気持ちも熱を帯びる。
『宣伝は、目の前にあるコンテンツをよりたくさんの方に届けることが仕事です。作品を作っている方の想いを聞くと、自分の心も動かされるんです。そしてその熱い想いを宣伝として一人でも多くの方に届けたい!といつも思っています』
何より嬉しいのは『“日髙に宣伝してほしい”って言ってもらえたとき。自分の仕事が誰かの支えになれていると実感できます。作品と真摯に向き合ってきた時間、そして、努力や実績が報われ信頼という言葉になって返ってくる心から嬉しい瞬間でもあります。』

誰にでも平等にチャンスを――“好き”と挑戦を後押しする企業文化

エンタメ企業ならではの空気感について尋ねると、日髙さんは笑いながらこう答えます。
『いい意味で、みんなオタクですね。それぞれ心に「これが好きだ!」という熱いものを秘めて仕事をしている感じ』
気持ちが昂るエンターテインメントに携わっているということもあり前向きな人が多く、作品一つひとつにじっくり向き合い、自分の“想い”をとことん突き詰める人が多いんだとか。好きだからこそ深く知り、語り、届けようとする。その熱量が社内のあちこちに息づいているそうです。

会社全体としては、新規事業の立ち上げにあたり社内公募を実施。放送や配信を取り巻く環境が変化するなか、時代に合わせた挑戦を後押しするために取り組んでいます。
部署や年次を問わず若手のアイデアも積極的に採用される風土があり、成長を後押しする環境が整っています。

働き方も柔軟。外出や、休日・夜間のイベント・中継対応などもあるため、フルフレックスに加えリモートワークも活用し業務に従事しています。有給休暇や、産休・育休も取得しやすく、男性の育休取得も珍しくありません。
『制度が“あるだけ”ではなく本当に使われているのがいいところだと思います』
“好き”を大切にする人たちが、無理なく働ける環境。その土壌が、コンテンツへの本気を支えています。
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仕事も自分自身も大切にする――彼女が見つけたウェルビーイングの形

『私は、いわゆる“バリキャリ”ではないんです』と日髙さんは笑います。
偉くなりたいとかではなく、ただ目の前の仕事に懸命に向き合って来たら大きなプロジェクトにも携わることができるようになっていたそうです。20代はほとんど仕事中心で、余裕もなく失敗も多かったと振り返ります。それでも諦めず続けてきたからこそ、子どもの頃に憧れた“誰もが知っている作品の宣伝に携わる”という夢に辿り着くことができました。紆余曲折も含めて、すべてが今につながっています。

仕事とプライベートの比重は「8:2」ほど。
休日は映画や海外ドラマ、読書に浸るインドア派ですが、出来るだけ外に出るようにもしています。
街の広告や目に触れるもの全て、そして友人との会話さえ仕事のヒントになるなど、どんな体験も自然と仕事につながっているのだとか。

彼女にとってのウェルビーイングとは“自分が心地よい状態で働けること”。
いつ誰にお会いしても大丈夫なように、ちゃんとメイクをして、好きな服を着る。仕事でたくさんの方にお会いして刺激を受けつつ、プライベートでは大切な友人と良い関係を築き続ける。
エンタメは心を豊かにするものだからこそ、それに関わる自分の心も見た目も削らずに心地よい状態にしていたいと語ります。
自分の心が元気じゃないと、誰かの心は動かせないですよね。
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目の前のことを大切にしながら、夢へ

仕事では、宣伝プロデューサーとして成長したい。
『いまよりもっと、日髙と仕事がしたい』と言ってもらえる存在でありたい。
そして、プライベートでは豊かさを失わないこと。

『仕事が100%にならない。ちゃんとプライベートも余白もある。
エンタメは心の豊かさや様々な感情から生み出されるものなので、自分自身もその豊かさを忘れずにいたい』と話します。

目の前のことと丁寧に向き合う。
それが、遠い夢に一番近づく方法なのかもしれません。

2026春おすすめ作品『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』

WOWOWが製作する「ゴールデンカムイ」シリーズの最新作・映画『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』がいよいよ3/13(金)に公開されます。明治末期の北海道を舞台に莫大なアイヌの埋蔵金をめぐる一攫千金ミステリーと、魅力的なキャラクターたちが厳しい大自然の中で躍動するサバイバル・バトルアクションで大きな話題となりましたが、今作ではシリーズ史上最大の闘いである「網走監獄襲撃編」がスクリーンで描かれます。華麗なアクションあり、心揺さぶられる人間ドラマあり、クスっと笑ってしまうコメディあり、壮大なスケール感あり、パーフェクトなエンターテイメント作品です!

日髙さんは前シリーズの連続ドラマ版の宣伝に携わっており、前作ドラマに続く映画『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』も、より多くの方に見ていただきたいと熱を持っています。これまでのシリーズ通り、どのキャラクターも魅力的ですが、なんと言っても山﨑賢人さん演じる「不死身の杉元」の異名を持つ日露戦争から帰還した元兵士・杉元佐一の心情がさらに深く描かれ、胸を打つそう。アクションが素晴らしいのはもちろん、杉元の優しさが溢れる切ないシーンに思わず日髙さんも涙してしまったとか。
お仕事帰り、お休みに劇場まで足を運んでみては?
■STORY
「不死身の杉元」の異名を持つ日露戦争から帰還した元兵士・杉元佐一(山﨑賢人)は、アイヌ民族から強奪された莫大な金塊の存在を知る。金塊を奪った男「のっぺら坊」は、捕まる直前に金塊を隠し、網走監獄に収監後、そのありかを記した刺青を24人の囚人の身体に彫り、彼らを脱獄させた。刺青は24人全員で一つの暗号になるという。そんな折、杉元は、アイヌの少女・アシㇼパ(山田杏奈)と出会う。アシㇼパの父は金塊強奪犯に殺されており、事件の真相を知るため、杉元と行動を共にすることに。同じく金塊を狙うのは、日露戦争を命懸けで戦うも報われなかった師団員のために北海道征服を目論む大日本帝国陸軍第七師団の鶴見中尉(玉木宏)。そして、もう一人、戊辰戦争で戦死したはずの新撰組「鬼の副長」こと土方歳三(舘ひろし)。
それぞれの使命を果たすため、杉元VS. 鶴見率いる第七師団VS. 土方歳三による三つ巴の刺青囚人争奪戦が勃発!闘いが苛烈を極める中、「のっぺら坊」がアシㇼパの父・ウイルクであるという証言が...。真偽を確かめるため、杉元はアシㇼパとともに網走へ向かう。
誰が敵で、誰が味方か・・・⁉様々な思惑が交錯する中、ついに、闘いの舞台はすべての謎を知る「のっぺら坊」が収監された、鉄壁の要塞“網走監獄”へ。
■公開情報
『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』
3月13日(金)公開
公式サイト
WOWOW4

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