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vol.5 どじょうすくいに魅せられて~田仲みなみさん~【私と誰かに、ちょっといいこと】

小学生の頃に初めて見た「どじょうすくい」に魅せられて、「どじょうすくい=安来節」を踊ることが生き甲斐とまで語る田仲みなみさん。彼女がそこまでハマることになったきっかけ、そして現在の活動までをお聞かせいただきました。
どじょうすくい 安来節 田仲みなみ
ーー「どじょうすくい」を始めたきっかけは?

私が8歳の時に、小学校の校長先生が文化祭でどじょうすくいを踊るということで、兄を誘ってくださり、その付き添いで行ったのがきっかけで、母と私がハマりました。
今まで一度も辞めることなく、高校生16歳の時に師範の資格を取りました。
ーー安来節の魅力とは?

どじょうすくいは素朴で親しみやすく、見ている人を自然と笑顔にできる素敵な踊りだと思っています。
安来節は島根県安来市の民謡で、2014年に安来市の無形民俗文化財にも指定されました。
安来節には、どじょうすくい以外にも、唄、三味線、鼓、銭太鼓と全部で5種目あります。

私にとっては「生きがい」と言っても過言ではないほどです。
子どもの頃は、周りの大人から『年頃になったら恥ずかしくてやめてしまうよ』と言われていましたが、私はどじょうすくいの格好を一度も恥ずかしいと思ったことはありません。むしろ「好き」「極めたい」という気持ちが強く、楽しんで続けています。
ーー安来節の本場「島根県安来市」にも足を運ばれていますか?

毎年8月に安来節全国優勝大会が本場の島根県安来市で行われ、小学生の頃から毎年出場しています。
それ以外にも安来節の行事は、島根県安来市で行われることが多いので、何度も足を運んでいます。
どじょうすくい 安来節 田仲みなみ
ーーどじょうすくいを踊るために、体力づくりでトレーニングはされていますか?

安来節は、2分30秒ほどずっと腰を低くして、一度も膝を伸ばさずに踊るので、練習自体が筋トレですね(笑)。 どじょうすくいは、中腰の姿勢で歩く独特な歩き方が一番のポイントですが、仕草や表情で表現するのも重要です。平日は仕事をしているのでなかなか時間が取れないですが、大会前は毎日練習しています。

「見ている方が自然と笑顔になる」 それが田仲さんにとってのご褒美

ーー現在はどんな活動をされていますか?

母も師範の資格を持っており、教室をしているので、私もそのお手伝いで一緒に生徒さんに教えています。

老人ホームなどに慰問に行き、どじょうすくいを披露すると、お年寄りが涙を流して喜んでくださることがあり、その姿を見ると「安来節を続けていて良かった!」と心の底から思います。
どじょうすくい 安来節 田仲みなみ

「一番好き!」と言える安来節に巡り会えたことが何より幸せ

ーー安来節への熱い思いが伝わるようなエピソードは?

学生の頃は、課題が出ると全て安来節につなげていました。美術の粘土工作の授業ではどじょうすくいの「ザル」や「ビク」を作ったり、英語の授業でスピーチをする時には安来節を紹介したりなど、何から何まで安来節一色でした。それぐらい夢中になれる大好きなものに出会えたことが幸せです。
ーー将来の夢は?

大好きな安来節をずっと続けていきたいと思います。
そして、昨年は安来節全国優勝大会の師範銭太鼓個人の部で優勝をいただいたので、唄や三味線でもいつか優勝できるように頑張りたいです。
どじょうすくい 安来節 田仲みなみ
安来節に興味がある方は、こちらのホームページをご覧ください。
安来節(どじょうすくい踊り)体験
取材を終えて

田仲さんの安来節好きは職場でも周知の事実。
今回の番組撮影にも喜んで協力してくださったそうです。
本当に楽しそうに目を輝かせながらどじょうすくいの話をする田仲さん。いきがいと呼べるものに出会い、それを突き詰め、さらに周囲からも応援しても集めているのは、彼女の安来節への情熱があってこそだと思いました。

いきがいに出会えた田仲さんはとっても幸せですね。
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番組「ウェルチル 私と誰かにちょっといいこと」

関西テレビ放送で毎週水曜よる9時:54分放送(関西ローカル)
次回もお楽しみに。