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メイクが上手くなって外見に自信を持ちたい【第16回:カマたくのお悩み解決サロン 開き直ればウェルビーイング!】

メイクが上手になりたいけど、勉強法が分からない…カマたくが考える自分の外見の付き合い方とは【第16回:カマたくのお悩み解決サロン 開き直ればウェルビーイング!】

仕事に趣味、恋愛にお金…頑張り続けるかぎり、私たちの悩みは尽きません。でも、モヤモヤしたままじゃウェルビーイングな暮らしは営めない!仲間と良い関係を持つことや悩みを周囲に話すこと、社会とのつながりを持つことが良いことは分かりつつも、うまくやるのは難しい…

そんな悩める皆さんのお悩みを、Xのフォロワー数138万人超え、歌舞伎町イチ癖の強いゲイバー店員カマたくさんが、バッサバッサと斬っていきます。時に優しく、時に厳しいアドバイスでウェルビーイングな暮らしに一歩近づけること間違いなし。毎週更新でお届けします。
本日のお悩み
「カマたくさんは、メイクの仕方をどなたかに教わったことがありますか?私は性別は男性なのですが、かわいい服装が好きです。そのため、色々調べたり、動画を見たりしているのですが、化粧だけは本当にうまくできず…良ければおすすめの勉強法を教えていただきたいです。」
(30代その他・パート/アルバイト)
ーーカマたくさんは、メイクとか凝ってますか?

あんまりメイクしないんだよね〜。ヒゲと眉毛を整えるぐらい。肌とかあんまりしない。ヒゲをちょっと書き足すとか、それくらいかな。

ーーヒゲ、書いてらっしゃるんですね。そういうのにしても、上手くなる・慣れるコツってなんなんでしょう?

やっぱり、家でやり続けることじゃない?試行錯誤して、慣れていくっていうのはなんでも大事だと思う。あとは、こういうメイクしたいなとかも大事にしつつ、一番は自分の顔に合ったメイクを探すこと。自分が奥二重とかだったら、奥二重の人のメイク動画を見たほうが参考になるじゃない?

そうしたら、その人がどういう風にしてるのかを見て、自分でやってみる。まあでも最初はうまくいかないよね。でも、ずっとやっていくうちに、やっぱりこっちの方がいいなとか、合ってるなっていうのが見えてくると思う。あと、肌に合うかどうかはもうやってみないと分からないし。

ーーコツ云々というよりかは、やっぱりとにかくやってみるって感じですかね。

うん、まずはやってみないことには何も分からないからね。あとは、メイクした後に、写真を撮ってみるっていうのは結構いいかも。横顔とかは自分ではなかなか見れないし、いろんな角度で撮ってみる。写真で見ることによって、「ん?ちょっと不自然かも」とか気づけると思うんだよね。というのも、私の場合は、動画を撮るじゃない?そうすると、画面に映った自分を見ることが多いから、「私このときめっちゃ髭濃いな」とか気付けるのよ。

ーー確かに!メイクしたあとに鏡で見るのと、写真で見るのって結構印象が違いますしね。重要な気がします。

でしょう。「なんかこの眉毛の角度ちょっときつく見えるな」とか、そうやって客観的に自分を見ると、時間はかかるけど、絶対上手になると思うな。メイク上手な子とかも、もともと上手なわけじゃなくて、やっぱりみんな努力してるから。

元々顔が可愛い子は可愛いけど、そんなこと言ったって顔は変わらないんでね。トライアンドエラーですよ。自分にあったものを見つけて、それをやって、流行とかは無視した方がいい(笑)あとはもうずっと研究じゃないですかね。

ーー研究…本当にそうですよね。

自分に合ったメイクはこれだなとか、見つけていくのって結構面白いしね。楽しむことが一番大事だと思う。

ーー外見関連で、というのもあれなんですが、カマたくさんは体も結構鍛えてらっしゃいますよね。こういう系統でいきたいなというか、理想像みたいなものがあるんですか?

あ〜そういうのはあんまりなくて。「この人になりたい」みたいのは無いね。自分が見たときに、自分で嫌だなって思う体にはなりたくないなっていうのはあるけど。別にバキバキにしたいわけでもなく、鏡でぱっと映った自分を嫌だと思わなければいいかなっていうくらい。

ーーなるほど。外見へのスタンスもやっぱり自分の軸があって素敵です。

別に誰かのためにやってるわけではないからね〜。今の自分の感じがちょうどいいなって思ってる。この顔に生まれてたら良かったなみたいなこともあるけど、必ず、人にはできない”自分だけができること”っていうのはあるからさ、そういうので生きていこうと思ってるんだよね。イケメンがこれ言ったら絶対炎上するんだろうなっていうことも、私ならしないから(笑)ラッキーって、私は人より面白いしな〜ってそんな風に思ってます。

ーー「みんな違ってみんないい」を地で行ってますよね。外見問題、カマたくさんのお話を聞いているといつも元気が出ます(笑)今週もありがとうございました!
カマたく’s アドバイス
メイクだけに限らず、「美の道は一日にしてならず」…研究よ研究。とにかくやりまくって、合うものを見つけていくしかないわ。完成形を写真や動画で撮ったりして、色々な角度から客観的に自分の顔を見てみるのはやってみる価値ありかも。上手な人はみんな、陰で毎日努力してるのよ。とはいえ、外見にこだわりすぎず、自分が楽しいとか納得できる範囲で研究を重ねていくのがいいと思うわ!

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カマたく:
1988年12月17日生まれ。福島県出身。ソーシャルメディアインフルエンサー。2017年〜新宿・歌舞伎町のゲイバー「CRAZE」にて店員として従事、歌舞伎町イチ癖の強いゲイバー店員として、本格的にX(旧Twitter)への投稿を開始。SNSでのショート動画や自身のYouTube『3人勘女@カマたく』での歯に衣着せぬ物言いが人気を集めている。2020年に『頑張らなくても意外と死なないからざっくり生きてこ』(KADOKAWA)、2021年に『お前のために生きてないから大丈夫です カマたくの人生ざっくり相談室』(KADOKAWA)を出版。2024年2月17日には、最新の著書『お前は私じゃないし、私はお前じゃない~悩みが0になる人間関係術』(大和書房)を出版している。
 
取材・執筆/和田愛理