ウェルチル

人生100年を楽しむためのウェルビーイングメディア

画像

★プレゼント企画あり★暮らしに「桐」を。「kirisai」ブランドが提案する新しい食卓の形

「毎日の食事をもっと美味しく楽しみたいけど、時間はかけたくない」「食材の鮮度は保ちつつ、おしゃれな収納も叶えたい」。こんな悩みを抱えている方に朗報です!日本の伝統的な木材である「桐」の特性を活かして生まれた「kirisai」ブランドの製品なら、毎日の食事が美味しく、楽しく、手軽になること間違いなし。ウェルビーイングな生活をサポートしてくれます!

現在、kirisaiは機能性とデザイン性を兼ね備えたキッチンウェアを展開しています。桐の持つ優れた特性により食材の美味しさを引き出し、調理時間の短縮も実現。さらに、丸みを帯びたフォルムにより扱いやすく、使い勝手のよさも魅力です。

そんなkirisaiブランドの開発背景や製品の特徴を、オスマック株式会社の松浦常務に伺いました。

オスマック株式会社 常務取締役の松浦克彦さん

桐の魅力を現代のライフスタイルに落とし込んだ「kirisai」

―まずは、kirisaiブランドを立ち上げた背景を教えてください。

kirisaiブランドは、「桐の魅力をもっと多くの人に知ってもらいたい」という想いから生まれました。当社は今年33年目を迎え、天然木を中心とした家具や収納小物の製作に携わってきました。その長年の経験の中で私たちが感じていたのが、桐の持つ優れた特性と可能性です。桐は昔から日本人の生活に寄り添ってきた素材でありながら、その良さをまだ活かしきれていない。そこで「桐の特性を最大限に活用し、もっと身近で毎日使える製品を作りたい」と考え、kirisaiブランドを立ち上げました。
―桐はどのような特性を持っているのですか?

主な特性は「調湿性が高い」「軽い」「熱伝導率が低い」ことですね。高い調湿力は食材を最適な湿度に保ってくれるので、鮮度が長持ちします。また、非常に軽い特性により、日常で使う道具としても扱いやすい。さらに、熱伝導率の低さにより、レンジで加熱した後も素手で触ることができるのです。

そんな特性を余すことなく活かし、桐の上質さ・使いやすさ・デザイン性を日常生活に浸透させて広めたいと考えています。

使いやすさとデザイン性を兼ね備えた「桐のこめ櫃」

―「桐のこめ櫃」の特徴について教えてください。

桐のこめ櫃の最大の特徴は、お米の鮮度を保ちやすい設計です。上から米を補充して手前から取り出せる仕様なので、古いお米が下に溜まりにくく、常に新しいお米が循環します。これは従来のこめ櫃にはない、画期的な工夫だと考えています。さらに、片手で開閉できるフラップ扉の採用により、毎日米を取り出すのもラクラクですよ!

桐のこめ櫃は、5kg・10kg・20kg・30kgの4サイズ展開。(写真は10kg用)

―デザインは、一見こめ櫃には見えないですね!

こめ櫃というと、シンク下など隠れた場所に収納されることが多いものでした。でも、kirisaiのこめ櫃はキッチンのどこに置いても違和感のないデザインに仕上げました。例えば、炊飯器の横に置けば、日々の炊飯の作業が手軽になります。

さらに、スタッキングできる設計も特徴の一つ。シリーズ展開している「パン櫃」「やさい櫃」もスタッキングできるため、省スペースでの収納が可能です。

適切に素材を保存できるのはもちろん、他の用途としても空間を活用できる。

―「桐の冷蔵こめ櫃」も画期的な商品ですね。

お米は温度が急激に変化すると旨味成分が落ちてしまうため、冷蔵保存が理想的なんです。ただ、プラスチック容器やチャック付き袋に入れて冷蔵庫保存しても乾燥によりお米が割れて、旨味成分は抜けてしまう。以前からこの問題を解決したかったので、冷蔵庫保存用のこめ櫃の開発に着手しました。

桐の冷蔵こめ櫃は、冷蔵庫の扉ポケットにスッキリ収まるデザインに!お米以外にも、グラノーラやパスタなど、湿気を嫌う食材の保存容器としても使用可能。

桐なら湿度を一定に保ちつつ、冷蔵庫の中で温度管理ができる。お米の鮮度と風味を長く保てます。1〜2キロ用の玄米や五穀米などお米の種類や味にこだわっている方には、ぜひおすすめしたいですね。

美味しいをもっと手軽に!「kirisai レンジでシリーズ」

―「桐のレンジでごはん鉢」の特徴を教えてください。

ごはん鉢は、冷凍保存と電子レンジに対応しているのが最大の特徴です。炊きたてのご飯を美味しい状態のまま冷凍でき、食べる時はそのまま電子レンジで加熱するだけ。桐の調湿効果により適度な水分を出してくれるので、ご飯がべちゃつかず、ふっくらと仕上がりますよ!それに、加熱直後でも素手で持てるのでミトンを使わずに直接食卓に出せます。ラップも不要で洗い物も減るので、準備と片付けの手間が省けるんです。

(写真左から)「桐のレンジでごはん鉢」、「桐のレンジでお櫃」。お櫃に付属している専用のしゃもじは、隅々までご飯がすくえる形状にして、使用後の収納にも配慮している。

ちなみに、ごはん鉢の活用法は多様にありますが、私のおすすめは、うな丼ですね。うなぎの蒲焼きの切れ端をのせてタレをかけて冷凍保存する。好きなタイミングにレンジで温めるだけで、美味しいうな丼が楽しめちゃいます!
―同シリーズで、なぜお櫃を作ろうと思ったのですか?「桐のレンジでお櫃」の特徴も教えてください。

お櫃はご飯を美味しく召し上がるために昔からあるアイテムで、重宝されてきたものです。今の時代、お櫃は旅館でしか見かけない人も多いと思いますが、それを生活の一部として使用してほしい想いがありました。ただ、従来のお櫃が丸型で収納効率が悪く、食卓に置いてもスペースを取ってしまう。

そこでkirisaiのお櫃はスクエア型を採用し、お櫃の中にごはん鉢を2つ収納できるよう配慮しました。ご飯を美味しく保存し、収納効率も期待できる。もっと日常でお櫃を使ってもらいたいからこそ、デザインと機能性を加えて今の時代に馴染むようアップデートしています。

収納用品メーカーとしての強みを活かし、日常に溶けこむようなデザインに仕上げている。

―「桐のレンジでむし鉢」も魅力的な調理器具ですね。こちらの特徴も教えてください。

むし鉢は、シリコン製のレンジスチーマーとセイロの中間的な位置づけにした製品です。最大の特徴は、食材の中の水分をゆっくりと加熱し、しっかりと蒸し上げられることですね。

というのも、シリコン製のスチーマーの場合、電子レンジのマイクロ波が食材の水分を直接加熱してしまい、本来の蒸し調理とは異なる結果になりがちです。一方、桐材ならマイクロ波の影響を受けにくいため食材の芯までしっかりと温まり、より美味しく仕上がります。

とてもシンプルな構造なので準備に手間もかからず、本格的な蒸し料理が味わる。

使い方は、底に水を入れて、すのこを敷き、好きな食材を入れるだけ。ちなみに、大阪のメーカーとして、551蓬莱の豚まんがぴったり2個入るサイズに設計したのは、秘かなこだわりポイントです(笑)
―木製品にもかかわらず、冷凍もレンジも可能。商品開発で困難なことも多かったのでは?

そうですね。一番苦労した点は、むし鉢の蓋と本体との隙間の調整です。水蒸気が適度に抜けつつ、鉢の中で食材がしっかり蒸せるような空間と蓋との隙間を設計するのが難しくって。他には、レンジに入れると木が丸焦げになったり冷凍で割れたり……。耐熱性かつ食品規格に適した接着剤を見つけるのも大変でしたね。開発のプロセスは構想から4年かかり、何度も試行錯誤を重ねました。

―取扱いの注意点はありますか?

木材なので、水分を多く含んだ場所に放置するのは避けていただきたいですね。ただ、kirisaiブランドは「オスモカラー」という歴史の長い自然塗料を採用しています。表面が劣化してもご自身でリペアできるため、長く愛用していただけますよ。

―最後に、kirisaiの今後の展望を教えてください。

kirisaiのサブテーマは、「桐で彩る豊かな暮らし」を提供することです。今後はキッチンウェアだけでなく、住居の中のものも桐で彩れる製品を拡大していく予定です。最終的には、海外の方にも桐の魅力を広げていきたいと考えています。

ウェルビーイングの一歩は、「素材を美味しい状態で保存して食べること」

毎日の食事は、心と体の健康に直結するもの。だからこそ、美味しく、楽しく、手間をかけずに食べられるのは現代人にとって理想的な日常といえるのではないでしょうか。そんな暮らしを叶えてくれるkirisaiを迎えて、“ちょっといい気分”で食事を楽しんでみませんか。

★「ウェルチル」オープン記念!プレゼント企画★

「kirisai」シリーズから「桐のレンジでごはん鉢」を抽選で1名様にプレゼント!
応募方法:
 ①ウェルチルのインスタグラムアカウント(@wellchill88)をフォロー
 ②インスタグラム該当記事に「#kirisai」をつけてコメント
応募期間:11月8日(金)23:59まで

簡単・手軽に美味しいごはんが食べられるこだわりいっぱいの商品で、毎日の食卓に彩を!
ぜひこの機会にゲットしてください!

「kirisai」シリーズ最新情報はこちらから!
公式HP
オスマック公式インスタグラム
オスマック公式X
取材・文:みつはらまりこ