最近、我を忘れるほど集中して取り組んだことってありますか?子どものころ、何も考えずにひたすら絵を描いた記憶、夢中になって作品を作ったあの時間が懐かしい・・・。大人になったら日々の生活に追われて、考えることだらけの毎日ですよね。
今回はアーティストの高橋ひとみさんに大人になって絵を描く、塗り絵することの楽しさについてインタビューしました。
きっかけは、両親からもらった紙と鉛筆
---アーティストになったきっかけは?
一人っ子だった私に、共働きの両親が紙と鉛筆を与えてくれたことから始まり、気がついたら絵を描いていました。母の薦めで中学2年生の時に本格的に先生について学ぶことに。その後芸大に入学したことで絵にかかわるお仕事一色の人生になりました。
---大人向けにお絵描き教室を始めたきっかけは?
当初は子どもを対象にした絵画教室をしておりましたが、お料理教室で知り合った方が「大人の私も絵を描いてみたいので教えて欲しい」と依頼されたのが始まりです。ピカソやゴッホの絵を模写する大学の授業を思い出し塗り絵方式でやってみたところ、皆さんにすごく喜んでいただき、今でも定期的に開催しています。飲食も自由にしながらお友だちと楽しく参加でき、一回完結で仕上がるよう指導しています。
絵を描くことで癒される
家事・介護などしなければならないことがたくさんありますが、絵を描いているときだけは描くことに集中して無心になれます。空想を絵の中に投影することで究極のわがままを叶え、自分の思いどおりの世界を自由に作ることができます。これが私にとっては最高の癒しに繋がります。絵を描いているときだけは妻でも母親でもなく描くことに夢中になり、時間があっという間に過ぎていきます。
ウェルチルフェスタのセミナーで名作絵画の大人塗り絵を体験!
ゴッホ「星月夜」の塗り絵を体験いただきます。色使い、美しく塗るテクニックをお伝えするとともに、作品や画家にまつわるストーリーもお伝えします。
高橋ひとみさんのセミナーは「名作絵画を自分の感性で彩る大人塗り絵」。5月10日(土)10:30〜11:20にウェルチルセミナーBで行います。たまには頭を空っぽにして、子どものときのように無心になって絵を描くことを楽しみましょう。
ウェルチルフェスタHPはこちら!