“土いじり”ライフと千葉での過ごし方。旬の味わいが癒しに。黒谷友香さんインタビュー（vol.2）

インタビュー

黒谷友香

新しい自分へ December 2025

vol.1では、二拠点生活を始めたきっかけや千葉での暮らしぶりについて伺いました。vol.2では、黒谷友香さんが楽しむ土いじりや食生活、千葉の気候や魅力についてさらに深くお届けします。

“土いじり”の楽しみ

―― 土いじりの中で、一番何が好きですか？

黒谷：土いじりの中でも、ハーブが好きなんです。でも、番組がきっかけで、白菜や玉レタスなどの野菜も始めました。うまくいったり、失敗したり…育てて収穫してっていう楽しみも良いですよね。
千葉には、ローズマリーとかレモングラスとかを育てていて、お茶にするためのエリアとかもあります。ミントと合わせて楽しんだりして。
お庭がなくても、プランターに寄せ植えしてキッチンガーデンにすれば、ブーケガルニができますよ。シチューとかカレーに風味づけしたりして、楽しむことができます。ブーケガルニがあると、見た目もオシャレだし、テンションも上がるし、美味しいし、っていう感じで。
特別じゃなくて、みなさんできますよ！プランターを買って、土も買って植えればできますよ〜。

食のこだわりと千葉の味

―― ー番好きな食べ物は何ですか？

黒谷：お肉もお野菜も、どっちも好きなんですけど…一番好きなのは“餃子”ですかね。
意識的に摂っているのは、“ナッツ類”です。例えば、ヨーグルトに入れたり、小腹が空いた時に食べたりしています。今までは「美味しいな」とあまり思えなかったんですけど、最近好きになったんですよ。
年齢と共に好みが変わっていくと思うんです。健康に良いとは聞いていたんですけど、ここ数年で「美味しいな」と思えるようになったので、素焼きナッツを食べたりしています。
あとは、ゆで卵も食べたりしていますね。

―― 千葉でオススメの食べ物はありますか？

黒谷：海沿いにある、海鮮が美味しいお店の料理ですね。旅館に出てくるような網で炙って食べるお刺身があって、すごく美味しいので食べに行きます。かにの甲羅に入っているグラタンとかも好きです。わざわざそこへ食べに行くくらい好きです。

千葉で感じる“空気の香り”と暮らしやすさ

―― 今、千葉に住んでいて良かったなと思う点はどこですか？

黒谷：利便性がいいところと、ガーデニングにとっても気候がいいところですね。
千葉へ行くと、「少し肌寒いな」って思うんですけど、霜が降りても、宿根草は翌年にまた生えてきたり、レモングラスも植えっぱなしにできたりして、一つ一つ育てながらいろいろチャレンジできます。やっぱり、千葉は環境が良いんですよね。

―― 移動する時は、気持ちの切り替えは意識していますか？

黒谷：「江戸川を超えたら千葉だな」とか、逆だと、「スカイツリー見たら東京だな」って思って移動することはあります。
千葉に着いたら空気が違うんです。良い香りがします。例えば、イネを刈った後の香ばしい香りとか、田んぼに水を張った青々とした香りとか、そういう空気の匂いが違うんです。都会って、土っぽいとか、緑っぽいとかいう香りがないですよね。千葉だとそういう香りがするので、すぐに窓を開けて嗅いじゃいます。

次号では今後挑戦したいことなどを伺います。
お楽しみに！