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2026年を前向きに進むための“小さな目標”と“伝える力”。オリエンタル占星術・水晶玉子さんインタビュー(vol.2)

vol.1では、オリエンタル占星術の視点から、2026年をどう捉え、どんな意識で新しいチャレンジに向かえばいいのかをお伺いしました。vol.2では、“2026年を心地よく過ごすための具体的なアドバイス”をたっぷり伺います。

まずは身近なものを目標に

Q : エネルギッシュな年を過ごすために、
   日常生活でどう行動や気持ちを意識すればよいですか?
水晶:目標というと、すごく崇高で遠大なものを考えがちですが、そんなことじゃなくていいんです。卑近な例でいえば、「何月までに体重を3キロ減らす」とか、「この練習を3か月続けてみる」といった小さなことでいいんです。もちろん、「何年後にこういう風になっていたい」という目標も、すごく大切だと思っていますよ。

西洋占星術では幸運の星は木星ですが、2026年の6月30日までは蟹座にあり、その後獅子座に移動します。蟹座は家や家庭、家族を司る星座ですし、獅子座はエンタメやレジャー、娯楽、そして自己表現の星座なんですね。なので、前半は家庭や家族など身近なことを大事にする目標を、後半はワクワクするような目標を立てるといいと思います。叶いやすいですし、それで運気も上がってきますよ。

例えば、「お料理のレパートリーを10個増やす」「家の中の普段片付けない場所を片付ける」とか、玄関はすべての気が入ってくる大事な場所なので「玄関だけはきれいにする」など、そのくらいの目標からですかね。その後は、「何か楽器をやってみよう」とか、「やってみたかったレジャーを実現してみよう」「推し活をもっと頑張って、好きなアーティストを全ステする」など楽しい目標にするといいかもしれません。

楽しむことが運気を上げる

Q : 楽しい1年になりそうです。
水晶:そうですね。楽しい気持ちを持つことで、運気も上がります。あとは、獅子座は自己表現の星、「火」の気は伝達本能なので、思ってることを伝えることでも運気は上がってきます。“黙って我慢”したり、“本当はこう思っている”ということはやめて、自分の意思は言葉じゃなくても何かで表現しようということが大事ですね。

それに私は、明るさみたいなものが世の中に戻ってくると思います。そして一人ひとりが、自分の中にある明るさを取り戻してほしいなと思いますね。
あとは、キャッシュレスなどデジタル化が進んでいきます。苦手意識は持たず、便利なものは積極的に利用してみると、すごく面白いことや自分が変われるようなことにも出会えると思います。
もう一つ変わってきそうなのは、「教育」の部分です。これは「天王星」という改革の星が2026年双子座に入るからなんです。無償化だけではなく、制度なども多様性が出てくるのかなと思います。

こういう運気に関わることや、世の中が変わるというお話をしていて思うのが、みんなやはり変化は怖いんですよね。でもそれって“今がいい”ということにはなるんですが、もう“このままですよ”と言われると、それは少しつまらないかもしれない。だからやはり変化を恐れず、変化を楽しむことがいいのかなと思います。「世の中が変わって私はもうついていけない」とかではなく、その中で自分にできることは楽しむ、便利なことはやってみる、といった前向きな気持ちで変化を受け入れていくことが大事ですね。
Q : 2026年、人間関係について何かアドバイスはありますか?
水晶:2026年は“明るさ”や“伝えること”が大切な年。思っているのに伝えられないと、それは思っていないのと一緒なんです。だから、人間関係をよくするためには、言葉にすること、言葉じゃなくても伝えることが大事になってきます。
ただ、「火」が強いので一方通行になってしまうと“炎上”する心配もあります。SNSはリアクションを考えずに言いたいことを伝えて、それで誰かを傷つけたりすることもありますよね。それは悪いところなので、2026年は注意したいところです。でも、「火」の気が強いということは伝える力は強いので、SNSなどやってみたいと思った人はトライする1年でもいいかもしれませんね。
次号のインタビューでは2026年の開運カラーを紹介します。
お楽しみに


vol.1のインタビューはこちら