仕事に趣味、恋愛にお金…頑張り続けるかぎり、私たちの悩みは尽きません。でも、モヤモヤしたままじゃウェルビーイングな暮らしは営めない!仲間と良い関係を持つことや、悩みを周囲に話すこと、社会とのつながりを持つことが良いことは分かりつつも、うまくやるのは難しい…
そんな悩める皆さんのお悩みを、Xのフォロワー数137万人超え、歌舞伎町1クセの強いゲイバー店員カマたくが、バッサバッサと斬っていきます。時に優しく、時に厳しいアドバイスでウェルビーイングな暮らしに一歩近づけること間違いなし。毎週更新でお届けします。
本日のお悩み
『私は女子ですが、男子と喋っている方が楽です。普段はサバサバした性格で、多少のいじりにも上手く突っ込んで返せていました。でも最近、少し太っている体型をいじられるようになり、どの言葉よりも傷ついて言葉に詰まってしまいます。
ふざけて返すべきか、それともちゃんと言うべきか…どう対処すればいいでしょうか。』
(10代女性:学生)
―― いつもは上手く返せるからこそ、急にデリケートな部分をいじられた時にどう反応していいか分からず、悩んでしまう。学生さんらしいリアルな相談ですね。
なるほどね。でもさ、結論から言うとね、嫌なら「そいつと距離を取っちゃえばいい」のよ。
―― 距離を取る、ですか。相手に直接「嫌だ」と伝えるのではなく?
だってさ、直接「嫌だ」と言ったところで、そういうデリカシーのない人って言っても分かんないわよ。
そもそも、普通の感性を持った人なら、いじった時に相手の反応がいつもと違ったり、言葉に詰まったりしたら「あ、今のはちょっとやりすぎちゃったな」ってふんわり察して、次からは言わないように修正できるの。大人になってもそれができない人って、学生の時からずっとできないままなのよ。
―― 相手の空気を読む力に期待しても無駄、ということですね。カマたくさん自身は、学生時代からそういうスタンスだったんですか?
私は昔からずっとそうよ。来る者拒まず、去る者追わず。自分がされて嫌なことがあればスッと距離を置く。それで相手が「あ、なんか嫌だったんだな」って気づいて戻ってくるなら戻ってくればいいし、そのまま一生来ないならそれで終わり。
自分のスタンスを変えるつもりはサラサラないから、そこに一切悩まないのよね。
―― とはいえ、相談者さんにとっては「これからも友達でいたい相手」だからこそ、悩んでいるのかもしれません。
もしね、「こいつはバカだけど、これからも絶対に友達でいたい!」と思う相手なら、みんなの前じゃなくて、個別でちゃんと言いなさい。
「他のいじりはいいけど、体型のことだけはマジで傷つくからやめて」ってストレートに伝えるの。
―― みんなの前でふざけて返そうとしたり、その場でキレたりするのではなく、裏で個別に伝えるのがポイントですね。
そう。それで相手が「ごめん」って反省してやめてくれるなら、これからも友達でいればいい。
逆に、個別に真剣に伝えてもヘラヘラ笑ってたり、いじりをやめなかったりするような奴なら、それまでの人間だったってこと。自衛のために速攻で距離を置きなさい。
―― 相手の反応次第で、今後の付き合い方をハッキリ決める。それが自分を守るための賢い境界線ですね。今週もウェルビーイングな毎日のためのアドバイスをありがとうございました!
カマたく’s アドバイス
いつもはノリ良く突っ込めてるからって、傷つくことまで無理して笑って合わせる必要なんてないわよ。これからも友達でいたい大切な相手なら、「あれは本当に嫌だからやめて」って真面目に言いなさい。それでやめないような奴なら、言っても治らないからサクッと距離を置くこと。あなたの心を削ってくるような奴のために、悩んでいる時間なんてもったいなくない?
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カマたく:
1988年12月17日生まれ。福島県出身。ソーシャルメディアインフルエンサー。2017年〜新宿・歌舞伎町のゲイバー「CRAZE」にて店員として従事、歌舞伎町イチ癖の強いゲイバー店員として、本格的にX(旧Twitter)への投稿を開始。SNSでのショート動画や自身のYouTube『3人勘女@カマたく』での歯に衣着せぬ物言いが人気を集めている。2020年に『頑張らなくても意外と死なないからざっくり生きてこ』(KADOKAWA)、2021年に『お前のために生きてないから大丈夫です カマたくの人生ざっくり相談室』(KADOKAWA)を出版。2024年2月17日には、最新の著書『お前は私じゃないし、私はお前じゃない~悩みが0になる人間関係術』(大和書房)を出版している。
取材・執筆/柳川愛理