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奈良吉野の恵みを、自宅の湯船に。nifuの入浴剤で、自分をいたわるお風呂上がりの余韻を

新しい年を迎えた1月。冷え込みが一段と厳しくなるこの時期、私たちの心と体は、知らず知らずのうちにこわばりを抱えてしまいがちです。

発酵温浴施設を原点に持つnifuは、「温もりと発酵」を軸に、体が持つ回復力に寄り添うプロダクトを生み出してきました。単に体を温めるだけではない、現代女性が本来持っている「健やかさ」と「美しさ」を呼び覚ますためのプロダクトについて、株式会社テーブルカンパニー 発酵温浴nifu マネージャーの西村恵さんにお話を伺いました。
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株式会社テーブルカンパニー 発酵温浴nifu マネージャー 西村恵さん

現代を生きる女性たちへ。「本来の感覚」を取り戻す場所

ーーまずはブランドコンセプトについて教えてください。なぜ「発酵」と「ぬくもり」に着目されたのでしょうか?

代表の片山がもともと理美容師をしていたことがきっかけです。彼は、海外と日本で女性の髪や頭皮に触れる中で、日本女性の「頭皮の硬さ」に驚いたと言います。、

海外では、スパや美容室はリラックスしに行く場所として、自然体で訪れる方が多い。一方、日本では「ちゃんとしなきゃ」「きれいにしなきゃ」と、どこか力が入った状態で来店される方も多く、その緊張が体に表れているように感じたと言います。

日本の方は、リラックスする場があまりないのではないか。おしゃれをして、背筋を伸ばして歩く、でもその内側はストレスが溜まり、血流が滞っている。そんな内側からの硬さを改善するには、根本的に体を温め、血流を良くすることが不可欠だと考えたんです。

ーーそれで「温めること」に行き着いたのですね。

そうなんです。もう一つ、私たちが大切にしているテーマがあります。それは「人間の本来の感覚を取り戻す」ということ。

ブランド名の「nifu」には歴史的な由来があります。「丹生(にう)」という言葉をご存知でしょうか。古来、不老不死の薬と信じられた水銀の原料である朱色の鉱石のことです。かつての高貴な人々は、美しくなれるという噂や情報だけで、その毒性を知らずに飛びつき、結果的に丹生の摂取によって命を縮めることになってしまったそうです。

これって、情報が溢れすぎている現代と同じことが起きていると思いませんか?何が良いかという周囲からの情報ばかりを求めて、本当は自分の体に何が必要かを感じる力が弱まっている。私たちは、「体を温めることでリセットし、自分自身の力で美しくなる」という人間が持つ本来の力を信じてほしいと願っています。

自宅で「nifu」を体験する。コロナ禍から生まれた入浴剤

ーー店舗での発酵温浴だけでなく、入浴剤などのプロダクトも非常に人気ですが、どのような想いで作られたのでしょうか?

きっかけは新型コロナウイルスの流行でした。お店に来たいけれど来られないお客様が増えた時期、「お家でも温まる習慣を続けてほしい」という思いから、代表自ら開発に乗り出しました。nifuのお客様が安心して、日常的にリセットの時間を持てるように。奈良吉野の素材を軸に、背景の見える安心なものづくりを徹底しています。

目的別で選ぶ、3つの「温め」の形

ーーnifuの入浴剤には、いくつかのタイプがありますよね。まずは「enzyme bath essence」について教えてください。
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enzyme bath essence(エンザイム バスエッセンス)は、奈良吉野の酒蔵「美吉野醸造」さんの麹から抽出した美容成分を配合した液体タイプです。「杜氏さんの手が綺麗なのは麹のおかげ」というのは有名な話ですよね。このバスエッセンスは、まるで「美容液の中に浸かっている」ような感覚になれるのが特徴です。

少しトロッとしていて、お客様の中には、原液を手に塗ってからお風呂に入るという方もいらっしゃるほど。合成香料を使わず、ほのかなヒノキの香りなので、香りに敏感なお子様がいらっしゃるご家庭でも使いやすい入浴剤になっています。香りを楽しみたい日は、nifuのアロマミストを併用していただくのもおすすめです。
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ーー「natural bath bag」についても教えてください。
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紅茶のティーバッグのような形をしたタイプです。温め成分としてエプソムソルトをベースに、大和当帰(やまととうき)やよもぎといった、奈良に古くから伝わる漢方・ハーブを詰め込んでいます。

大和当帰(やまととうき)は、 江戸時代から女性の味方として重宝されてきた素材です。他にも、高知の有機生姜農家さんから出た「廃棄されてしまう生姜」を活用した黒糖生姜の商品もあります。地域の素晴らしい素材を使い切り、誰にとっても嬉しい循環を生むことも、私たちのこだわりです。
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ーー「hinoki bath salt」についても教えてください。
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こちらは「にがり」、つまり塩化マグネシウムを使ったパウダー状のソルトです。粒が非常に細かいので、そのままスクラブとして肌に塗り、温かさを感じてから湯船に浸かることもできます。混じり気のない天然の精油を贅沢に使っているため、ヒノキの香りがすごくダイレクトに届くのが特徴です。
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合成香料に慣れている現代、最初は「香りが弱い」と感じるかもしれませんが、深い呼吸とともに嗅いでいただくと、五感がじんわりと開いていくのを感じていただけるはずです。

忙しい現代の女性たちへ「自分をいたわることが、美の基本」

ーー読者の皆さんに、特におすすめしたい使い方はありますか?
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現代の女性は本当に忙しく、「眠りが浅い」という悩みを抱えている方が多いです。それは、常に緊張状態で交感神経が優位になっているから。そんな時は、ぬるめのお湯にゆっくりと浸かって、しっかり芯まで温まってください。お風呂上がりの「余韻」の長さが、nifuの自慢です。
ーーお風呂から出た後も、あたたかさが続くのは嬉しいですね。
体が温まり、そこからゆっくりと体温が下がっていく過程で、副交感神経にスイッチが切り替わります。これが深い眠りへの準備になります。体の力を抜き、自分をいたわってあげる時間は、美しい自分でいるために不可欠だと思います。一日の中で、ほんの一時でもスマホや情報を手放して、自分の呼吸に集中する。その切り替えのスイッチとして、私たちのプロダクトを使っていただきたいですね。

まとめ:自分に還るための「あたたかいくらし」

取材中、西村さんがおっしゃった『外側を飾る前に、まずは健康という最も大事な内側の土台を整えてほしい』という言葉が深く心に残りました。お風呂でこわばった心と体を、ふわりと解く。そんな「あたたかい時間」が、本来の輝きを引き出してくれるはずです。新しい一年の始まりに、ヒノキの香りに包まれながら、ゆっくりと自分の体の声に耳を傾けてみませんか。

nifu公式サイト