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山菜が好きすぎるから、山へ山菜を採りに行ってみた(vol.1)

最近、山菜がとても好きだということを自覚した。
独特の力強い味があって、野菜よりも断然うまい。いつから好きだったかは全く思い出せないが、飲み歩くようになってからじわじわと好きになったのだと思う。

春の時期の居酒屋にて、その多くが天ぷらとして登場する山菜をなんとなく頼み、なんとなくツマんでいるうちに、「……あれ?山菜って、もしかしておいしくない?」となった感じである。
そもそも野菜というジャンルに、さほど関心がないゆえに、そのことに気づくのが遅れてしまった。
野菜を好きでない人間が、個人の意志でわざわざ山菜を注文する発想になるわけもなく、
誰かが注文したおこぼれにあずかることで、ようやくその魅力に気づくことになったのだ。

山菜ももっとスーパーで気軽に買えたらいいのに。
近くに山があれば手に入る機会も多いだろうけれど、都内に住んでいると日常的に山菜にありつくことはほぼない。モシャモシャと山菜を食べまくりたい。
そこで山菜採りの体験会に行ってみることにした。調べてみると春の時期限定でイベントを開催している団体が意外とあったのだ。

今回向かったのは神奈川県の藤野。
電車で約1時間ほどかけて藤野駅まで行き、駅からは主催者の人に車で送迎してもらう。
山菜採り 体験会

      山菜採り 体験会

山といっても里山なので、道も整備されていて、歩きやすい場所から始まる。
ここから山の上のほうまで歩きながら山菜を採っていくらしい。案内人のお兄さんがそこらへんに生えている草について「これはおいしいですよ~」「これは毒なので採らないで下さい」「これは食べられるけどあんまりおいしくないです」などと説明してくれる。それを聞きながら、「これはおいしいですよ」と言われた草を採取していくのだ。
山菜採り 体験会

       山菜採り 体験会

開始地点に綺麗な紫の花がたくさん生えていたので採ろうとしたのだが、これはあんまりおいしくないらしい。残念。
山菜採り 体験会
山菜採り体験会
また、食べたらいけない毒草をまとめた資料が配られるため、これを見ながら採っていい草、ダメな草を見分けていく……ことができればいいのだが、正直よほど特徴があるものじゃないとどれがどれだか全然わからない。
山菜採り 体験会
参加者の中には子どもも多く、毒草を指さして「シャガだ!」と即座に言ってのける植物博士のような子もいた。将来はぜひ植物業界の偉い人になってほしい。

「ここに生えているギザギザした葉っぱはタイアザミといって、若い葉っぱのほうがおいしいですよ」
「この濃い紫色の草はイタドリです」
「キツネノボタン、これは毒なので触らないで下さい」
「このカラムシは天ぷらにして食べるとおいしいです。フカフカしていて葉っぱが服にくっつくんですよ」などなど言いながら散策は進んでいく。

これらのどれもが舗装された道路の脇にたくましく生えている草で、食べられる草って結構普通の道端に生えているものなのだなと驚く。
山菜採り体験会
この紫の斑点のようなものがある草は「ゲンノショウコ」。見た目は毒々しいが、毒はない。むしろ乾燥させたものを煎じる薬草としても使われるらしい。
山菜採り体験会
これは「ヨモギ」。こんな有名な草が普通に道路沿いに生えていた。よく似た見た目の毒草があるらしいが、葉っぱの裏が白っぽければヨモギで間違いないらしい。

他にも、和製ハーブと言われている「カキドオシ」、繁殖力が強い「タネツケバナ」、ツヤツヤした葉っぱの「ウバユリ」などを採取。
少し上のほうまで行き、だいぶ山っぽい景色になってきたあたりには「サンショウ」が生えていた。
山菜採り 体験会
「ヒメオドリコソウ」を採取し、古民家へ向かった。
古民家で休憩してから、道路が舗装されていない山の上のほうへ登り、より本格的な山菜採りをするらしい。
そして最後は古民家のかまどでうどんを茹で、山菜を天ぷらにしていく。
山菜採り体験会
採れたての新鮮な山菜の味はいかほどだろうか。楽しみだ。
山菜採り体験会