いつまでも若々しい姿勢と表情でいたいと、女性なら誰しも思うこと。鏡を見るのが少し憂鬱で、顔のたるみを感じながらも年齢のせいにして見て見ぬふりする人も多いのでは。
このステージでは、単なるマッサージ術ではなく、筋膜と骨格を整え、自分自身の本来の美しさを呼び覚ます「一生モノ」の知恵を教わりました。
会場は、佐藤さんの温かいエネルギーに包まれ、参加者の皆さんが自分自身の肌に触れながら、みるみる表情が明るくなっていく様子が印象的でした。
今日からすぐに実践できるセルフケアのエッセンスをお届けします。
【講師プロフィール:佐藤由美子】
美容家・顔筋膜リフト・セルフケアトレーナー
1969年生まれ。40歳を前にストレスから不眠を経験し、心身を整える学びをスタート。大手フィットネススタジオのインストラクターを経て2020年に独立。お顔の筋膜のヨレを戻し、筋膜と骨格を本来の状態や正しい位置へと導く独自の『YUMIKO式・筋膜リフト美顔』を考案。延べ44,000人を指導し、オンライン講座は国内外から受講者が集まり人気を博している。
たるみを改善、今日からできる小顔エクササイズを3つご紹介!
40代で、ご自身の体調不良をきっかけに、ヨガを始められた佐藤さん。
インストラクターになり、スタジオをオープンし、数々の生徒さんと向き合ううちに、「ヨガだけでは解決できない悩み」があることに気づき、方向チェンジ。
その時に出会った筋膜マッサージをもとに、「YUMIKO式・筋膜リフト美顔」を考案し、多くの女性を勇気づけます。
年齢を隠すことなく、凛とした姿勢でお話される姿は憧れそのもの。
誰でも簡単にできるエクササイズを3つ、教えていただきました。
まず、女性ならではの美しいデコルテラインを作り出す首回りに注目。
横を向いたときに際立つ、顎から首にかけて伸びる「胸鎖乳突筋」。
これが女性を美しく見せるポイントとなる筋肉です。
「どこにあるの?」とまずは自分の胸鎖乳突筋を発掘するところからスタート。
普段意識していない人は見つかりにくいですが、横を向くと現れる太い筋肉です。
これを優しくマッサージしていきます。
2つめはフェイスラインですが、二重アゴが気になる人は多いはず。
原因は、単なる脂肪ではなく「老廃物の滞り」と「姿勢」にあると佐藤さんは指摘します。
特にスマホを覗き込む姿勢は、首の後ろの流れを止め、たるみを加速させてしまうので、十分にケアしていきたいところです。
姿勢を良くして「狐さんの手」を作り、顎の先端から耳の付け根まで、優しく流します。その際、反対の手の親指で顎を支えるとやりやすいです。
まずは片側の顔だけ触ってみると、あとで左右のフェイスラインの違いが感じられます。
3つ目は、目元の輝きを取り戻す方法で、眉の筋肉からアプローチします。
「目が重い」「視界が狭い」と感じる方に効果絶大だった、眉まわりのケアです。
眉の筋肉をしっかり掴み、目の下のクマができる部分を反対の手で触れ、左右に細かく揺らすことで、滞っていた血流を促します。
『指を離さず、骨に響かせるように動かして』
わずか10回の動作で、『視界がパッと明るくなった!』という驚きの声が会場のあちこちから上がっていました。
『食べれば食べるだけ身に付くし、お酒も大好き(笑)』と飾らない素顔を見せてくださった佐藤さん。
太りやすい体質ということで、野菜をたくさん食べ、揚げ物を控えるなど食事面でのケアもされているそう。
他にも、正しい姿勢でいることや、朝のウォーキングをすることで、内側と外側の両面から美的アプローチしているそうです。
セルフケアは、自分を「直す」作業ではなく、毎日頑張っている自分を「労わる」時間。佐藤さんの醸し出すエレガントな話し方とオーラが、参加者の皆さんの表情だけでなく、心まで解きほぐしていく——そんな、目に見えない優しさが溢れた瞬間でした。
歳を重ねることを楽しむ姿を見て、憧れを感じた方も多いはず。
「美は一日にしてならず」です。
凛とした美を纏ってウェルチルに過ごすためにも、まずは1日1つから、自分を愛でる習慣を始めてみては?