骨格から変えるスタジオ「YUMICORE」の代表であり、骨盤底筋やくびれの専門家としてメディアでも活躍されているYumicoさん。vol.1は、2026年に挑戦したいことや、ポジティブマインドを保つための秘訣についてお話を伺います。
自分を大事にできる女性を増やしたい
―― 2026年はどんなことにチャレンジしたいですか?また、どのような年にしたいですか?
Yumico:自分のことを大事にできる女性が増えてくれたらいいなと思っています。ユミコアメソッドを通して、自分のことを好きになってもらう空間をたくさん提供していきたいです。
“人を応援する人”でいたいので、何歳になっても私自身がキレイであり続けることで、誰かの運動するきっかけや、人生を見直すきっかけになれたらいいなと思いますね。
―― ハツラツとしてハッピーなオーラを纏われているYumicoさん。大事にしているマインドはありますか?
Yumico:一番大事にしていることは、“完璧じゃないこと”ですね。不完全なことが好きなので「完璧な人間じゃなくてもいいよ」というマインドを大切にしています。
皆さん、完璧じゃなければ自分を好きでいられないという人が多いと思うんです。でも、今の自分を受け入れて、自分自身を応援してあげられるような考え方ができるようになると、自分だけじゃなくて、周りの人も大切にできますよね。
自分の人生に時間を使える素敵な女性に
―― 素敵な女性を増やしたいと以前お話されていましたが、どんな女性が素敵だなと思いますか?
Yumico:私と同世代の子育てをしている女性たちって、自分の楽しみに没頭したり、人生って何だろうって考える時間が少ないと思うんです。
なので、子ども以外のことに自分の時間を使ったり、好きなことや、やりたいことを見つける時間を楽しんで、自分の人生が終わる時に後悔することがない人生を送っている人が、素敵だなと思います。
経験が自信につながる
―― 日々、やろうと思っても、時には気分が下がることもあると思いますが、そういう時はどのようなマインドを心がけていますか?
Yumico:「別に死なない、そんなに大きなことじゃない」って考えています。
若い時は経験が少ないので、行動に移した時のリスクを考えたり、感情の浮き沈みに左右されたりすると思うんです。でも、経験を重ねていくことによって、予想外なことが起きても挽回できる、という成功体験が積み上げられていく。経験すればするほど落ち込むことにも慣れて、這い上がることにも慣れていく。だからこそ、若い時に落ち込んでもいいから、たくさん挑戦して失敗することが、すごく大事だなって思います。
40代でのチャレンジ
―― 40代になって、新しいことにチャレンジする時に難しいなと感じることはありますか?
Yumico:私自身は、40代で起業しました。それまで専業主婦として過ごしていたので、視野も狭かったんです。
人は変化を嫌いますよね。でも、行動しない限り成長しないし、落ちてから這い上がるという波が作れない。そうじゃないと、いつまでも平坦な人生を送るか、下がっていくだけの人生になってしまう。
「やる」か「やらないか」という日々の選択を積み重ねていくことが人生なんです。生きていくための選択を、「Do」にする。後悔しないように生きていくというマインドを持って、やり続けてきたからこそ、これだと思うものに出会えたんだと思います。
「人の光になりたい」と、昔から思っていて。母親としても、友達としても、私に会うと「やる気が出るな」、と思ってもらえるような人になりたい。そのために、ずっと挑戦し続けて、アンテナを張り続けていたからこそ、決断できたんです。
経験でしか決断する力は得られないですよ。最近は決断できない人が多いので、後悔しないためにも、「自分で決断できる人間になる」ということが大事かな、と考えています。
ワクワクすることを探し続ける
―― 行動に移せず、腰が重い人がたくさんいると思います。やはり、経験値を積んでいくことで、決断できるようになると思いますか?
Yumico:行動しないということは、ワクワクしないからだと思うんです。だから、やりたくないことはやらなくていいんです。
「捨てる」「切る」という勇気も必要ですよ。ワクワクすることを探して、見つかったらやるというスタンスでいいと思います。だから、常に探し続けていないとダメなんです。
何歳になっても挑戦することは難しいことじゃなくて、40代後半や50歳で始めて、トレーナーになった人もいます。今までのキャリアを捨てて、苦しんで考えていたからこそ行動に移せているんだと思うんです。悩んでいる時間も決断に繋げられるんですよね。
次号ではYumicoさんのリラックスタイムの過ごし方をお届けします。
お楽しみに!