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\食の処方箋/ 手軽に食べられて胃腸を守り、デトックスも期待できる食材は「じゃがいも」(Vol.7)

寒い季節や季節の変わり目は、気づかないうちに胃腸が弱りやすくなる時期です。
そこで取り入れたいのが、体に負担をかけず、やさしく整えてくれる薬膳の考え方。じゃがいもは胃粘膜を保護して湿気を出してくれます。今号では、薬膳料理のスペシャリスト赤堀さんに教わる、お子様のおやつにも大人のおつまみにも万能な「いも餅」をご紹介します。

リピ確定!素朴な触感がおいしい“薬膳おやつ”でデトックス

作り方はとっても簡単!じゃがいもを茹でてつぶし、でんぷんと混ぜてこね、丸めて焼いたあと、甘辛味を絡めて作ります。
じゃがいもは薬膳では「胃腸の働きを補いながら、体内の余分な湿気を排出する食材」です。
また、食べ過ぎで荒れた胃粘膜の修復にも役立ちます。腸の働きも助けるので、むくみや便通の滞りにもアプローチしてくれる優れもの。
ほんのり甘じょっぱいタレが香ばしく、おやつや軽食に最適です。
赤堀さんはお腹が弱かったお子様に「胃腸を強くする効果の高いじゃがいもを食べさせたい」と思い、何度も繰り返し作った思い出の一品だそうです。おうちに遊びに来たお子様のお友達も、この味が忘れられず自宅に帰ってから「あれ作って」とママにおねだりするほどで、レシピを尋ねられることもある大人気のレシピです。
薬膳いも餅

「デトックスいも餅」レシピ

【材料】(約10個分)
・じゃがいも 中3個
・でんぷん(自然派食材店で購入可能。なければ片栗粉) じゃがいものグラム数の半量
 (大体180g前後)
・塩 少々
・こめ油 大さじ2
・キビ砂糖 大さじ3
・しょうゆ 大さじ3
【作り方】
1.皮をむいたじゃがいも中3個を、茹でるかチンしてマッシュし、
  じゃがいもの半量のでんぷんと塩少々を加えて手でよくこねる。
2.丸い棒状にのばしたら8ミリぐらいの厚さにスライスする(切る前の棒状で冷凍可)。
3.フライパンにこめ油を熱し、形を丸く平たく整えたいも餅を炒め揚げして、
  両面こんがりキツネ色に焼く。
  片栗粉に熱が入って、まるでお餅のようなモチモチの食感に。
4,きび砂糖と醤油を加えて照りよく絡めて出来上がり!
中医学の考えでは、その人の体の余分なものと不足なものを考えて具材を選び、作った料理は何料理でも薬膳になるとされています。赤堀さんの薬膳は、簡単に日常生活に取り入れられるレシピばかりです。
特別なことをしなくても、日々の思いやりがすでに薬膳という考え方。できることから、気軽に試してみませんか。
Vol.8は、花粉症にお悩みの方におすすめしたいあったかレシピです。
お楽しみに!

プロフィール

赤堀 真澄
幼い頃からの不調を薬膳で改善したことで、薬膳を自らの道に選ぶ。香港で学んだ本場の中医学を基に、実践しやすい食のセルフケアで体質改善のサポートを届ける。一般社団法人日本食医食美研究会の代表理事や国際薬膳学院の学院長、和学薬膳®協会の理事長も務め、大学などでも指導。2022年からは梅花女子大学でも教鞭を取り、若い世代に向けた薬膳知識の普及にも尽力する。国際中医師、和学薬膳®博士、唎酒師と、数々の資格も保持。

国際薬膳学院の学院長として、たくさんの方に薬膳を指導されている赤堀さん。
現在は、「学院での対面」と「自宅から参加できるオンライン」が選べる、ハイブリッド形式で授業を行っているそうです。「もっと薬膳について学びたい!」という方は、国際薬膳学院のホームページをチェックしてみては?
国際薬膳学院のホームページはこちら